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【2022年新卒内定者インタビュー】大学4年4月までの内定承諾で1年早く新人研修が受講可能に。「目指すは、新卒1年目の春から即戦力となるビジネスパーソンです」

インタビュー記事

今回は、2022年新卒内定者の小村にインタビューを実施。小村が就職活動を通じて気づいたこと、早期に内定承諾を決意した理由、さらにM&A仲介という仕事にかける想いについて聞きました。

コロナ禍が続く2021年。先の見えない日々を過ごす中でも動き出している人たちはいます。FUNDBOOKでは、2022年新卒メンバーからも続々と入社をご決断いただいています。そして、2021年入社の新卒メンバーを迎え入れる準備を進める一方で、今年から早期に決断した2022年新卒内定者に特別な研修プランも整えています。

入社する1年前の4月までに入社を決めた早期内定者には、その年に入社した1年先輩となる新卒社員たちと共に、新入社員研修を受講してもらい、ビジネスパーソンとしての下地作りを先取りする形に。

また大学4年生の履修に合わせて、M&A仲介業務にも活かせる単位の取得に関する相談や、簿記1・2級、証券アナリスト、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナー(FP)、米国公認会計士(USCPA)など資格取得へのアドバイスも実施しています。

M&A仲介業は法務や税務、財務など、多角的な知識が必要になる仕事。その勉強を早く始めるにこしたことはありません。「大学4年生の1年間を、目的意識を持って過ごしてほしい」「M&Aアドバイザーとして早期に活躍してほしい」という想いから始めた取り組み。今後、この研修制度を活かして、どんなハイパフォーマーが育っていくのか期待が高まります。

今回はこの研修制度をフルに活用し、来年の春に圧倒的な知識量でのスタートダッシュを狙う、2022年新卒内定者の小村にインタビューを実施。小村が就職活動を通じて気づいたこと、早期に内定承諾を決意した理由、さらにM&A仲介という仕事にかける想いについて聞きました。

<Profile>
小村 直也(こむら なおや)
兵庫県出身。現在21歳。3人兄弟の末っ子として生まれ、小学1年生から高校3年生まで野球に熱中し、中学時代にはキャプテンを務める。神戸大学経営学部に入学後は、コーポレートファイナンスに興味を持ち、決算書、IR情報から経営計画、企業戦略を読み解くゼミに参加。研究と並行して、簿記2級を取得し、現在は簿記1級、証券アナリスト、中小企業診断士の取得に向けて勉強中。さらに3月より米国公認会計士(USCPA)の取得に向けスクールに通っている。就職活動では、金融系を中心に検討し、大学3年生で投資銀行部門へのインターンを経験。より自分自身の介在価値を感じられるM&A業界への興味が高まり、OB訪問を通じてFUNDBOOKを知り、2020年秋に内定を承諾。2022年4月、FUNDBOOKに新卒入社予定。

「悔しい思いを経験したからこそ気づいた、自分のパーソナリティ」

小学校から高校まで野球を続けてこられたんですね。
小村:はい、ポジションはショートでした。小学生のころには県大会に出場し、中学生のころには実力を認められキャプテンを任せてもらったこともありました。市で優勝するような勢いのあるチームではあったのですが、個人的には不完全燃焼な思い出です。

どういったところに、そう感じたのでしょうか?
小村:1つ上の先輩たちの代は、全員が同じ方向に向かって盛り上がっている印象があったのですが、私がキャプテンをしているときにはそこまで熱い空気が出来上がらなかったような気がしたんです。当時はメンバーをどのように巻き込み、導いていくか、分かりませんでした。

高校ではどうだったのでしょうか?
小村:夏の大会ではベンチ入りを果たすこともできず、大変悔しい思いをしました。しかしその分、気づきもありました。それは、自分が才能や特別な魅力がある人ではなく、ごく普通の人だということでした。コツコツと努力を続けないと思うような結果が得られないこと。そして、本来はポジティブな性格だったはずなのに、いつの間にかチームに迷惑をかけたくないと思うほどに、失敗を恐れて身動きが取れなくなっていくことにも。

大学では野球から勉強へとシフトチェンジしたのですね。
小村:はい。体を動かすことは好きだったのでフットサルサークルには入りましたが、あくまでも勉強を主軸において取り組むことに決めました。

「武器を手に入れようと、大学ではゼミと資格取得に励む日々」

進学先を神戸大学の経営学部に選んだのはなぜでしょうか?
小村:理由は大きく3つあります。1つは野球部のキャプテンをしていたときに、人のマネジメントに対する興味が湧いたこと。モチベーション管理を戦略的に考える学部といえば、経営なのではと考えました。物事を数学的にとらえて、根拠のある論理を知ることが好きだったので、自然と経営学部への志望度が高まっていきました。

2つ目は、行くならば「3商大」と呼ばれる経営学部を目指そうと思ったこと。なかでも、神戸大学は初の経営学部を設立した大学としても有名だったので、ここならば確かな学びを得られるのではないかと思いました。

そして、3つ目は実家から通える範囲での大学を希望していたという点です。神戸大学は、実家から通うのには少し遠いのですが、祖母の家から近く、兄も大学は祖母の家から通っていたこともあり私もそうすることにしたんです。

ゼミではコーポレートファイナンスに関する研究に取り組んだそうですね。
小村:根拠に基づいて戦略を組み立てることができる専門的な視点を身につけたくて、企業の財務状況や経営戦略を見て分析するゼミに入りました。ただ人のマネジメントについては授業などで学びましたが、やはり現場に出てからでないとわからないところも多いなと感じるときもありました。

そのため、実践的な部分は社会人になってから身につけようと考え、在学中は知識の習得に励もうと、資格取得を目指して勉強をするようになりました。まずは簿記2級を取得しましたが、それはあくまでもスタートライン。まだまだ「武器」と呼べるものではありません。今は、簿記1級や証券アナリスト、中小企業診断士の勉強を進めており、卒業までには全て取得しておきたいと考えています。3月からは米国公認会計士(USCPA)の取得を目指し、スクールに通い始めました。

「社会的ステータスを意識する就職活動はやめて、本当になりたい自分へ」

就職活動はいつごろから動き出しましたか?
小村:大学2年の3月からです。経営学部で学んだことを活かしたいと考えて、金融業界を中心に検討しました。メガバンクや損保、証券会社……など7社ほど受け始めました。夏には、投資銀行部門のインターンにも4日間参加してみました。実際に実務に触れてみて、自分が本当にやりたい仕事ってなんだろうと考えることができました。

これまで受けてきた会社は、安定や社会的ステータスという点で「とりあえず受けておけば間違いないだろう」と考えて受けてきたもので、なりたい自分になれる仕事かどうかで選んでいなかったと気づきました。

この他人の目を気にして失敗を恐れてしまう部分は、直したい部分だと野球部時代に気づいたはずなのに、常に意識をしていないとついそうなってしまうんだと思いました。

なりたい自分になれる仕事とは、どういったものだと感じたのでしょうか?
小村:漠然と昔から「カッコいいパパになりたい」という夢があります。この「カッコいい」という言葉のなかには、きっと「その人にしかできない仕事をしている」「人から頼られる」「熱い気持ちで物事に取り組んでいる」という要素が含まれていると思っています。

インターンで経験した仕事は、大きな流れの中の一部を担う分配された業務という印象でした。もちろんインターンだったのでそうした仕事が割り当てられるのかもしれませんが、きっと入社した直後も、そうした仕事から始めていくことでしょう。それを想像したときに、そのペースで30歳、40歳と働き続けるイメージがどうしても持てなかったんです。

しかし、早期から裁量を持って取り組める会社もあるはずです。自分自身を律し、チームメンバーと同じ方向に向かって走り抜ける。そんな野球部で感じたような高揚感を持って取り組める環境を探そうと思いました。

なかでもM&A業界に興味を抱いたのはなぜでしたか?
小村:2019年にヤフーとLINEのM&Aが発表されて、大きな話題になりました。世間的にはまだまだM&Aに対してネガティブなイメージを持つ方も少なくないと聞きますが、個人的にはポジティブな印象を持ったんです。

いいサービスを持つ会社と、それを広げていくことのできる会社の統合は、世の中をより良くしていくチャンスにもなるんじゃないかと。これからのビジネスの可能性を広げていく選択肢の一つとして、今後さらに注目を集める業界になるのではないかと感じました。

そのなかでFUNDBOOKを知ったきっかけは?
小村:OB訪問です。大学3年生の8月に、野球繋がりの知り合いからFUNDBOOKで働く先輩社員を紹介してもらいました。話を聞いた第一印象は、ハラハラドキドキでした。M&A仲介は、いわば経営者の方のより深い部分の判断に寄り添うことができる仕事です。M&Aの成功は、経営者の方はもちろん、そこで働く従業員の皆様に加えて、そのご家族など多くの人を笑顔にすることができる。先ほど申し上げた「カッコいいパパ」を構成する「人から頼られる」の部分が叶えられる仕事だと思いました。

もちろん、そのためには営業職でありながら専門的な知識が必要なことも知りました。求められるものが高いほど「その人にしかできない仕事をしている」という部分に当てはまり、ますます魅力に感じました。また現在、資格取得に向けて勉強している自分の努力の方向性と一致していて嬉しく思いました。

さらに「熱い気持ちで物事に取り組んでいる」という点も、FUNDBOOKにいる方々と話すほどに理想的な職場だと思った部分です。OB訪問に応じてくださった先輩社員が「業界の新しい常識を作り、シェア1位を目指していくんだ」というビジョンを熱く語る姿が印象的でした。

先輩社員のみならず、人事の方や面接でお会いした経営層の方々も、皆さんとてもフラットでお話ししやすい雰囲気なのにも驚きました。しかも単に笑顔で人当たりがいいというだけではなく、私のために時間を割き、最大限の価値を提供しようとしてくださっているのがわかるんです。学生に対してもそのように丁寧な対応ができる方々を、素直にカッコいいと思いましたし、私も社会人になったら「彼らのような頼られる人になりたい」と強く思いました。

そのため、FUNDBOOKの面接も、用意した言葉を伝えるだけのような場ではなく、自然とコミュニケーションを取りながら「FUNDBOOKで今後どのように活躍していきたいのか」というイメージを明確にすることができる時間となりました。ある意味、一番“素”の状態でお話することができたように感じました。

最終面接の前には、人事の方に自分自身の考えを一緒にまとめてもらいたいと相談したこともありました。「一緒に働きたい」という思いは強くあっても、私にはまだまだ上手く伝える能力が足りないので、その点をサポートしていただきたいと考えたためです。そうした声にも真摯に向き合っていただける会社なら、ファーストステップとして多くのものを学べるに違いないと確信しました。

「早期内定承諾で、大学最後の1年を社会人への準備期間に」

大学3年生の秋に内定を承諾しましたが、不安はありませんでしたか?
小村:ありませんでした。むしろ、4月に21年新卒の先輩方と共に研修を受けることができる制度を聞いて、非常に楽しみになりました。本来であれば、卒業に必要な単位もほぼ取得済みなので、就職活動を大学4年の6月に終えた後の残りの学生生活は、旅行や趣味など学生のうちに楽しめることをして過ごそうと思っていたところでした。

しかし、先輩たちと一緒に4月に新人研修を受けることができれば、その後の時間を社会人1年目に近いモチベーションで取り組むことができると思います。大学4年生の履修では、より実務に活かせそうな授業を選択してみようという意識に変わりましたし、資格に関しても必ず取得したいと一層モチベーションが上がりました。

よく耳にする、社会人になってから「学生のうちにやっておけばよかった」と感じることを、1年かけてやり遂げることができると考えると、こんなにいいタイミングはないとさえ思います。

また、この取組みは22年新卒内定者の代からスタートするということで「早期成長を見せる」という大きなミッションを感じています。自分たちの取り組みや成果次第で、23年新卒以降の研修も充実すると思いますし、それは後輩の可能性を広げることにも繋がると考えています。会社の進化の一翼を担う感覚を内定者時代から味わうことができるのも、FUNDBOOKならではの魅力だと思います。私自身もどんな1年後を迎えるのか、今から楽しみです。

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