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株式会社fundbook

【2021年新卒内定者インタビュー①】学生こそビジネスに触れるチャンス。数々のインターンシップを経て、FUNDBOOKに新卒入社を決めた理由。

インタビュー記事

21新卒の内定者、立命館アジア太平洋大学(APU)4年生の眞田にインタビューを実施。なぜキャリアを見据えた青春時代を送ることができたのか、そして数多くあった選択肢の中から就職先としてFUNDBOOKを選んだ理由を聞きました。

「学生の本分は学業」と言われますが、より自分らしいキャリアを築いていくためには、勉学だけではない何かに夢中になることが大切です。

「現状に満足しないこと」つまり、本分+αの努力ができる人が、これからの時代を切り拓いていく。そんな意識を抱き、高校進学のタイミングから日本を飛び出し大学生のうちに数々のビジネスを経験。そして来年度、FUNDBOOKへの入社を決めた内定者がいます。

立命館アジア太平洋大学(APU)4年生の眞田が、なぜキャリアを見据えた青春時代を送ることができたのか、そして数多くあった選択肢の中から就職先としてFUNDBOOKを選んだ理由を聞きました。

<Profile>
眞田 優斗(さなだ ゆうと)
立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部4年。東京都出身。高校3年間は、オーストラリアのカーナイカレッジへ留学。英語力を身につけながら、選択科目として会計学を専攻する。進学後、様々な企業でのインターンを経験。学問として身につけた知識を活かすべく会計事務所の門をたたくと、すべてのビジネスの基本として営業活動に勤しむことに。さらにWebメディア/動画配信サイトの運用、企業のスタートアップフェーズのコンサルティング事業にも携わり、ビジネススキルを磨く学生生活を送った。2021年4月FUNDBOOK入社予定。

自分の価値観を決める環境を、自分で選んでいく決意

なぜ高校進学からオーストラリアに留学しようと思ったのでしょうか。
眞田:中学生のころ、どうも学校が好きになれなかったんです。成績は心配なく勉強そのものは嫌いじゃなかったんですが、厳しい校則で縛られているのがとても窮屈に感じました。「そういうもの」「それが常識」と言われるほど、違和感が大きくなっていったんです。一番納得できないなと思ったのは、親が外国人でもともと地毛が茶色い友人が、わざわざ黒髪に染めさせられていたこと。皆同じでなければならない環境に自分の価値観が押し込められるような気持ちになって、だんだんと中学校から足が遠のいていきました。そのタイミングで、キャリアコンサルティングをしている叔父に「どうなりたいんだ?書き出してみろ」と声をかけられ、自分のキャリアについて考えはじめたことが、留学を決めるきっかけになりました。

そのとき、どのような「なりたい自分」を描いたのでしょうか?
眞田: もっと自由と責任がある人生を歩みたいと思いました。留学先をオーストラリアにしたのは、もともと移民国家であることからです。様々なバックグラウンドを持った方が集まっている国でなら、多様な考えを吸収しながら、自分の価値観を形成していけると思いました。なかでもカーナイカレッジを希望したのは、高校2年生から選択科目で会計を専門的に学べるため。留学するのであれば、日本での高校生活以上のレベルの知識を身につけ、早期にビジネスに直結する人材になりたいと思いました。

留学先の生活はいかがでしたか?
眞田:とても刺激的でした。留学先はメルボルンの都心部から電車で2時間ほどかかる場所だったので、とてものどかで、日本人は私1人しかいない環境でした。日本人の代表として見られていたのがいい意味で自分を律することができたと思います。一方で「こうしなきゃいけない」という日本的な常識に縛られることなく、自由闊達に過ごすことができました。

また、ありがたいことに、そのエリアでは日本が好きな人が多かったというのも、楽しく過ごすことができた要因だったように感じます。聞くところによると、以前日本企業よって地域の雇用が活性化し、経済的に盛り上がったという歴史があったそうです。日本人として誇らしい気持ちになると同時に、多くの人を幸せにできるビジネスの力を改めて感じることができました。

机の上だけではなく、実務を通じた確かなビジネススキルを

大学は、日本の立命館アジア太平洋大学(APU)の国際経営学部に進学されたんですね。
眞田:APUを選んだ理由は大きく2つあります。1つ目は国際認証を持つ大学だったこと。認証を受けている大学は、国内では限られていたのですが、その中でも留学先のように闊達に過ごせるキャンパスであることが大きかったです。2つ目は国際色豊かな学校であること。高校3年間かけて培った英語力は、いわば私の資産です。「日本に帰ってきたら英語を忘れてしまった」とならないように、日常的に英語に触れる機会を持っておこうと思いました。APUは、入学時に英語基準と日本語基準の選択が可能で、授業も英語と日本語の2言語で実施されている点で理想的だと感じました。

キャンパスライフはいかがでしたか?
眞田: 少し物足りなかったというのが正直な感想です。というのも留学先の選択科目で会計やビジネスについて学んでいたため、最初の1年間はその内容をおさらいするような形になってしまったためです。そのため、その分できたゆとりを米国公認会計士(USCPA)などの資格取得に向けた勉強や、さらに日本ビジネススクール・ケースコンペティションの準備にあてました。実はそのビジコンで予選敗退という苦い経験をしまして……。ビジネススキルは、机の上で学ぶだけではなく、自分で実戦的に学ぶことも大切なのだと感じたのを機に、勉強のみならず、大学生のうちにインターンシップで様々な環境を経験しておきたいと考えるようになりました。

実際に、どのようなビジネスに触れたのでしょうか?
眞田: 大学1年生のとき、最初に会計事務所でインターンシップを始めました。留学先や大学で学んできた会計の知識が、どのような形で活かされるのかを知りたいと思いまして。そうして実際に働いてみると、今度はどのビジネスにおいても共通して必要なスキルは営業力だということが分かってきました。そこで、2年生の夏には、インターネット回線の訪問営業にもチャレンジしました。個人のお客様に対する、いわゆる飛び込み営業です。最初のうちはなかなか結果が出ず、月に2〜3件程度でしたが、最終的には月間で10数件の契約を獲得できるようになったのは、ひとつの成功体験でした。

成果が出ない時期と出せるようになった時期とでは、何が違ったのでしょうか?
眞田:最初のうちは「売ろう」という気持ちが先走っていて「どうしたら契約が取れるか」ばかりにとらわれていたように思いました。ですが、徐々に「お客様の悩みをどうしたら解決できるか」という顧客目線で考えて営業するようになったのが、良かったのではないかと感じています。

扱っていたのもインターネット回線という差別化がしにくい商材だったので、より「親身になって話を聞いてくれたこの人の言うサービスを契約したい」という点が大事になってくるのではないかと。そのため、お客様の抱えている課題をどう解決していくのかを一番に考えて、ときには「その環境なら他社さんのサービスを利用されたほうがお得です」と正直にお伝えしたこともありました。しかし、その心の余裕がお客様の悩みを聞き出せる空気感を作ったり、信頼していただける雰囲気に繋がっていると感じました。

その後は、メディア運用やスタートアップ企業のコンサルティング事業なども経験されたそうですね?
眞田:会計、営業とビジネスの基礎を経験して、次はより自分の強みを活かせる事業を体験したいと思いました。それは、留学経験から得られた「語学力」と、新しいものを怖がらずに取り入れていく「柔軟な価値観」ではないかと考え、より先進的なビジネスを手掛ける創業間もないベンチャー企業にジョインしました。

ブロックチェーンに関するメディア運用や、YouTubeで新しいライフスタイルに関する情報を発信するチャンネルを運用したり……。アメリカやヨーロッパなどで話題になっている新しい商品をどのように日本でブーストさせていくのか、というマーケティング視点を学ぶことができたと思います。

様々な経験を通じて学生時代にインターンシップを行うメリットは何だと感じましたか?
眞田:まずは、社会人としての準備ができるということです。先ほどの訪問営業を通じて感じた、顧客目線に立った提案に至るまでの試行錯誤も、きっと本来であれば社会人1年目にぶつかっていた壁だと思うんです。しかし、それを学生のうちに経験することで、社会人としての歩みだしがスムーズになると思いました。

日本にいる多くの学生が「就職=大きな組織に属する」というイメージを持っていると思いますが、大学生のうちにビジネスに触れて社会全体を見渡せるようになると、選択肢の多さに気づけると思います。世の中のビジネスは誰かが起こしているわけで、それは誰でも何歳でもできるもの。仮に自分でビジネスを起こす素養があれば、学生のうちに起業してもいいわけですし、就職活動をして会社という組織に属して生きていくことだけが唯一の正解なわけでもない。

その上で今、自分にはこの社会で生き抜くだけの力が、どのくらい身についているのかを照らし合わせるということ。そこで力量が足りないと思うのであれば、これから何を学び、どこまで磨いていくべきなのか……そんなふうに社会と自分を知るきっかけにもなると思います。

FUNDBOOKに集まる人となら、いつか夢が叶うと思った

数多くある選択肢から、新卒入社先をFUNDBOOKにしようと思ったのはなぜですか?
眞田: 個人的なキャリアの最終目標に「自分が携わった日本発モデルを世界に発信していきたい」という夢があるんです。その実現に向けて必要だと考えたのは、まず金融やコンサルティング業界に身を置き、よりスケールの大きなビジネスの経験値を積んでいくこと。それも最速で成長していくためには、仕組みが固まっている社歴のある大きな組織ではなく、オーナー社長との距離が近く、常に変化し続ける新鋭企業でなければならないと考えました。そのときエージェントを通じてFUNDBOOKを知り、まさに理想的な環境だと思いました。

具体的には、どういったところが魅力に感じましたか?
眞田: 説明会、面接、懇親会と参加するなかで、FUNDBOOKではトップはもちろん年齢の近い先輩方まで、ミッション・ビジョンが浸透していることがすぐにわかりました。並行して複数の企業の選考にも進んでいたのですが、これまで築き上げられた会社の看板に頼ってしまっているような雰囲気や、仕事そのものに熱意を持てていない停滞感を感じる場面も少なくなくて……。一層、FUNDBOOKに集まっている1人ひとりが本気で仕事に向き合っている熱量を感じました。この環境であればきっと社会人として理想的なスタートダッシュができる、そしていつか自分の夢を実現するだけの力が身につくと思いました。

M&A仲介というビジネスの印象はいかがでしたか?
眞田:実は、祖父母が経営していた会社がM&Aを経験しているので、身近には感じられるビジネスでした。そのM&Aが成功したおかげで、私も不自由なく多様な選択肢が持てる学生生活を送ることができたので、いいM&Aは人を幸せにするというのを身を持って知りました。そのサポートができるという点でも、とてもやりがいのある仕事だと思っています。また、留学時代に知った日本企業によるメルボルンの経済復興も、もともとはM&Aがベースになっていたということも頭の片隅にありました。加えて日本が抱える少子高齢化という課題に対しても、M&A仲介が解決策の1つとして注目されていくのは間違いありません。留学を通じて培われた行動力と古い常識にとらわれない柔軟な思考力、そして大学時代にインターンを通じて得たビジネススキルは、全てFUNDBOOKで働くことに繋がっていたように感じてワクワクしています。

FUNDBOOKにマッチするのはどんな人だと思いますか?
眞田:「現状に満足しない人」という言葉がぴったりだと思います。例えば、学生時代に勉学に励むのはもちろんですが、それだけではなくスポーツでも、インターンシップでも、資格取得でも、プラスαの分野で結果を残そうと努力できる人。大学でも、2ヶ国語では満足せず、3ヶ国語、4ヶ国語といくつもの言語を習得しているような友人がいました。1つを極めたら、さらにその努力の範囲を広げていくことができる。そういう人は、環境次第でより多くのことを身につけられるはず。そして、それがFUNDBOOKという会社であると思っています。

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