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株式会社fundbook

【2020年新卒インタビュー②】野球で鍛えられた熱い心と冷静な頭脳。「トップを目指す努力は当たり前、組織に貢献できる人に」

新卒インタビュー

どの世界でも、「一流」「プロ」と呼ばれる人には、名言が多くあります。なぜなら、言葉にはその人が重ねてきた思考と努力がにじむから。

練習は嘘をつかないって言葉があるけど、
頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。
――ダルビッシュ有(Yu Darvish) Twitter:@faridyuより

プロ野球選手の中でも、情熱的かつクレバーな印象を持つダルビッシュ有選手に憧れ、15年間野球に打ち込んできた柴田。今年、新卒入社してきたメンバーの中でも、ムードメーカーとして一目置かれる存在です。

彼の人生におけるモットーは、大きな目標を有言実行していく格好いい人になること。野球も勉強も常にトップになることを自分に課し、実現してきました。そして、努力が実を結び志望通り慶應義塾大学の野球部へと進みます。

しかし、全国から優秀な選手が集まる名門野球部では試合に出ることができず、大きな挫折を味わうことに。そこで彼が新たに目指したトップは「組織に一番必要とされる人になる」というものでした。

そして2020年、野球部で培ってきた情熱と強くてしなやかな心を持って、M&Aアドバイザーのプロを目指して歩み始めた柴田。

「M&Aの仕事も自分だけの力では成功しないと思うんです。チームを引っ張っていく力、情報を冷静に分析する力、お客様の気持ちを引き出す力……それは、僕が野球を通じて学んだことそのものです」 と熱く語ります。

柴田理功(しばた りく)
愛知県出身。現在23歳。小学校3年生から野球を始める。中学受験をし、中高一貫の男子校へ。成績は学年トップ、野球部でもピッチャーとして活躍し、文武両道を体現してきた。指定校推薦で、かねてより憧れていた慶應義塾大学に入学。レギュラーを目指して厳しいトレーニングを耐える中で自分だからできることを模索し、誰よりも練習を重ねてチームの士気を上げるため4年間尽力した。2020年4月、株式会社FUNDBOOKへ新卒入社。

■野球も勉強もできる「格好いい人」になりたかった

――野球は小学3年生のころから始められたそうですね?

柴田:ポジションはピッチャーで変化球のコントロールが強みでした。中学受験をし、中高一貫の男子校へと進学して、文武両道を大切に野球でも勉強でも常にトップを維持できるよう努力してきました。

もともと負けず嫌いな性格で、何をするにも「やるなら一番になりたい」と戦略を立てて一つずつ取り組んできました。大学進学のときも、母校から全国トップクラスの野球名門校にチャレンジする人はいなかったので「僕が最初の人になれるチャンスだ」と考えて受験。そして「慶應義塾大学野球部でも必ずトップを取ってみせる」そう意気込んでいました。

――実際に入学してみて、いかがでしたか?

柴田:そう甘くはありませんでした。ピッチャーだけでも50名、全体で約180名、全国から甲子園に出場したような有能な選手ばかりが集まっている野球部です。強豪校ではない学校出身だった私には、この野球部で活躍するのはとても厳しい挑戦でした。

投球練習を見てくれたコーチからも「次の投球でストライクが入らなかったら、向いていないからやめたほうがいい」とまで言われ、目の前が真っ暗になったのを覚えています。毎日、酸欠になりそうなほど走り込みをしても、筋肉がちぎれそうなくらいウエイトトレーニングで追い込んでも、レギュラーになれる見込みは立たない。悔しくて、情けなくて、辛い日々でした。

■自分が「一番」と言えるものを作って組織に貢献しよう

――その絶望から、どのようにモチベーションを高められたのでしょうか?

柴田:新しい視点で尊敬する人を見つけたんです。その人は4年生の先輩で、私と同じようになかなか試合に出られていなかったのですが、誰よりも練習をしていて、誰よりも周囲に声をかけてチームを引っ張っていました。その先輩は確実に組織にいなくてはならない存在になっていたんです。私はその姿を見て、チームは1人じゃ頑張ることはできないということを改めて感じました。

1人では「もう持ち上げられない」と諦めそうになるウエイトトレーニングも、誰かの応援が聞こえれば「もう1回上げるぞ!」と力がみなぎってくる。きっとチームには、そういう支えになるような人も必要に違いない。

この野球部の中で、私が少しでも貢献できるとしたら、そのポジションしかないと思いました。そこで僕はチームメイトから「一番頼りにされる人」になろうという新しい目標を立てたのです。

――具体的にはどのような取り組みを?

柴田:薄っぺらな考えや行動をしていては、きっと頼りたいと思ってくれる人なんていないはず。だから、まずは誰よりも練習の量と質を高めていく努力をしました。

筋肉や栄養についても必死に勉強して、トレーニング内容はもちろんのこと、食事も、睡眠も、常に野球のことを考えて生活をしていました。寮で暮らしていたので、その小さな積み重ねが自然とチームメイトにも伝わっていき、少しずつ相談を打ち明けられるようになりました。

毎朝5時から練習をしていたのですが、悩んでいる相手の話を夜中まで聞くことも珍しくありませんでした。相談内容は野球のことからプライベートなことまで。「こうしたらいいんじゃないかな」「こんな情報もあったよ」なんて、少しでも相手のプラスになればと全力を尽くしました。

大事にしていたのは、腹を割って話すこと。それはただ聞き役になるのではなく、時には厳しいことも言い合える仲になるということです。「お前には、ここがまだ足りないから頑張れ」って言うには、言われた相手が納得できるような人でなくてはならない。誰かに頼られることで、私は自分を高めていくきっかけをもらっていたんです。

■FUNDBOOKで出会えた、熱さと冷静さを兼ね備えた「格好いい人」たち

――就職活動では、どのような軸を持っていたのでしょうか?

柴田:野球しか知らなかったので、就職したらいろんな世界を見たいというのが強くありました。そんなとき野球部の先輩である高木さんがFUNDBOOKに入社して、1年目にしてすでに前線で活躍されてると知りました。大学では商学部を専攻していましたので、M&Aなら学んできたことも活かせる分野ということもあり、興味を持つようになったんです。

実は他にもM&A仲介会社を検討し、最終面接まで進んでいました。しかし、FUNDBOOKの最終面接で代表の畑野と会い、入社を即決。それは、畑野が大きな目標を掲げて「絶対にやる」と言い切る強さに感激してしまったからです。あれだけ説得力を持って「やる」と話せるのは、その根底に圧倒的な思考量と行動量があるからに違いないと感じました。

そのあとも役員や先輩方にお話を聞かせてもらったんですが、会う人会う人がみんな格好よくて。情熱的だけど精神論や根性論で終わるわけではなく、言動はロジカルで計画的。野球以外で、こんなに憧れる人たちに出会えるとは思っていなかったので、「ここしかない」と思いました。

――面接ではどのようなアピールをされたんですか?

柴田:野球部でやってきたことを、素直にお話させていただきました。チームに少しでも貢献するために、自分にできることをとことん考えて、行動してきたこと。それは、お客様のために動き、チームで進めていくM&Aの現場でも必ず活かせると考えていることなど、熱意が伝わるよう少し前のめりになって話していたと思います(笑)。

■自分を成長させる、優秀な同期とのいい緊張感

――入社した感想はいかがですか?

柴田:ギャップは一切ありませんでした。同期も研修のときから、一番を狙ってくるような熱いメンバーばかり。同じ時間に同じことを習ったはずなのに、驚くほど早く成果を出すメンバーもいました。でも、もう野球部のときのような絶望を感じることはありません。優秀なメンバーと切磋琢磨しながら、自分の「一番」を作っていかなければという緊張感が、成長するために必要なものだと知っているから。

新入社員向けの研修を終えて、インサイドセールスチームへ配属後、実は1ヶ月近く商談アポイントを取得することができない日々が続いたんです。そんな僕を見て、取締役の中原が「手際が悪い」と厳しく指摘してくださいました。もちろん、とても悔しかったです。しかし一方で厳しく言えるのは自分のことを見てくださっているからこそですし、同時に期待をしてくださっているのが伝わってきました。

壁にぶつかっても冷静に一つひとつ対処できるのが、私の強み。食事や睡眠など異なる視点からトレーニングの質を高めたように、様々な側面から原因を探っていきました。これだけ優秀な人が周りにいるのですから、とにかく話を聞いて回りました。

改めて実感したのは、M&Aのご提案は経営者の方にとって大きな決断を迫るお話だということ。そんな大事な話を提案するのに、こちらが緊張して心拍数が上がった状態では、とても任せたいという気持ちにはなれないもの。

また、お電話を差し上げたタイミングや先方の状況、話すときのトーンや抑揚、しっかりと調べてお電話しているのだとわかる情報提示の仕方……など、気をつけるべき点が少しずつ見えて、今はコンスタントに成果を出せるようになっています。

行動量ももちろん大切ですが、ただがむしゃらにやるのではなく、しっかりと分析をしながら目的を持って取り組み、成功の確率を上げていく。その積み重ねが、大きな目標への近道だと信じて一歩一歩進んでいるところです。

■目指すはMVP! トッププレーヤーになって、組織を良くする取り組みも

――今後の目標を聞かせてください。

柴田:目標は変わらず「格好いい人」です。まずは、一日も早く一人前になって、経営者の方々と直接お会いできるようになること。M&Aは、日本の中小企業を取り巻く環境を考えると、必ず求められる経営戦略。お手伝いする会社の将来を背負うプレッシャーのかかる仕事ではありますが、だからこそ相手と真剣に向き合うことができる自分の出番だと思っています。多くの経営者の方から信頼され、数字的にも一番になりたいです。

また、野球部のときと同様にFUNDBOOKという組織に対しても役に立っていきたいという目標もあります。今は同期が落ち込んでいたり、悩んでいたりしたときに、話を聞いて一緒に乗り越えられるようにしていますが、今後はさらに影響力を持った存在になっていきたいです。先輩の高木さんが2019年度の新人王に輝いたように、次の新人王を目指してさらに邁進します。

※『FUNDBOOK AWARD 2019』当日の様子

――最後に、FUNDBOOKへの入社を検討されている方へメッセージをお願いします。

柴田:熱さについては、私よりも自信があるっていう人に会いたいですね。今「根性」や「熱血」という言葉を聞くと、体育会系でブラックなイメージが先行していますが、トップを取る人は他の人の何倍も何十倍も努力をしている。その踏ん張りがきくという意味で、仕事においても熱さは必要だと思っています。

特に、M&Aは経営に関する会計、財務、法務など様々な知識が求められます。学ぶことが好きじゃなければ、スタートラインに立つことも難しいでしょう。気概も、頭脳も、必要になる大変な仕事。しかし逆を言えば、そんな誰もができる仕事ではないからこそ、そこでトップになったらこんなに格好いいことはないと思うんです。一緒に切磋琢磨しながら働ける仲間をお待ちしています!

★FUNDBOOKでは、新卒生の採用を積極的に行っています!★

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