<内定者紹介>
片岡夏美 さん
大阪大学大学院
基礎工学研究科 機能創成専攻
大学時代には海外音楽ボランティアを経験。セブ島に住む貧しい子どもたちにクラシック音楽を届けるNPO団体で、子供の頃から演奏していたピアノや吹奏楽の経験を活かして運営委員や演奏者として参加。
不破清美 さん
大阪府立大学大学院
経済学研究科 経済学専攻
大学時代は母校の学習支援センター立ち上げに参画。キャリア形成や学習の支援、後輩のサポート等、何もないところから計画、実施を進めた。実際の学習指導にも携わる。
鈴木行人 さん
神戸大学大学院
保健学研究科
大学時代はとにかく研究に没頭。抗がん剤として使われている薬の量を変えると関節リウマチに効く、そのメカニズムを遺伝子的な観点で研究していた。
他社にも使える、就活で役立つインターンシップとは
ー3人がシスメックスの「グローバルタレント育成プログラム」に参加したきっかけや理由は何ですか?
鈴木 ずっと研究に没頭していた僕に、先輩が勧めてくれたのがきっかけ。仲の良い先輩がシスメックスに入社していたんです。それまで、インターンとは会社のいいところを学生に植え付ける場なのかなと。でも、ネットで調べるとプレゼン能力などグローバルに活躍するために必要な能力を育成するプログラムになっていた。とても興味がわきました。
不破 私は就職と進学で迷っていました。シスメックスのインターンは人間的にも成長できる内容だと思い、参加しました。鈴木さん同様に、プレゼンや分析など、シスメックスを知るだけでなく一般に役に立つ内容だと思ったのが理由です。
片岡 医療機器メーカーに興味があったので、冬のインターンに参加しました。ほかにも、夏には別の医療機器メーカーや、ベンチャー企業のインターンにも参加しました。
ー3日間のインターンはどんな内容だったか教えてもらえますか?
不破 みんな受けた時期は違いますが、プログラムは一緒かな? 1日目は午前中いっぱいを使って、全員で自己紹介をします。午後は、あるお題に対して、即興でチーム内プレゼン。考えたり準備する時間も与えられない中、解を導き出して、相手に伝える・理解してもらうことの難しさを感じました。日頃から“考える習慣”を持つことの重要性を感じました。
鈴木 2日目はマーケティングに関するワークでした。班ごとに一企業として戦略を考えるというもの。
片岡 3日目は、漠然としたテーマを与えられて、社員になったつもりでそれを役員に向けてプレゼンするというワークです。とにかく3日間通して、考えに考え、議論を重ねます。
どんどん前のめりになる。自然に熱くなる雰囲気がある。
ーインターンに参加した素直な感想を教えてください。
鈴木 ホームページで見ていたとおり、シスメックスという会社の話はあまりなかった。最初の人事の方の話がとても上手で、ぐんぐん話に引き込まれる。ワークを通して、相手に何を伝えたいか、面接などの短い時間でいかに自分をアピールするか、ということも学べました。
不破 プログラムごとに詳細なフィードバックがあったのがよかった。他の会社のインターンにも参加しましたが、他社にはなかったので……。
片岡 普段何気なくしている自己紹介の中にも、たくさんの学びがあった。多様な視点をもてたのがよかった。(他の2人に対して)特に印象に残っているプログラムはある?
鈴木 僕は2日目の戦略ゲームがとにかく面白かった。医療機器業界の実際のビジネスを題材にしているゲームで、チームの団結力も高まるし、さまざまな考え方が活かせるようになっていました。企業理念や市場環境の変化に即した戦略をとるとゲームが有利になるようにできていて、実にうまい(笑)。業界や戦略を理解できたし、納得感も高かった。
不破 私の場合は特定のプログラムというより全体を通して、みんなが恥ずかしがらずに取り組んでいるところがいいと思いました。みんなで熱くなって、楽しめる。それから、参加者の学歴や専門がバラバラで、さまざまな知識が出てくる。ためになりました。そうなるようにグループ分けされていると思うのですが、色々考えさせられました。
片岡 私は3日目のプレゼンも面白かったですね。一見シンプルなテーマなのに、今の状況や戦略をじっくり考えなくてはならない。それをキーワードにして経営層にプレゼンするのは大変ですが、その分やりがいがある。自宅に帰ってからもオンライン上でやりとりして作業していたほど。答えのないものに向かって行くには試行錯誤が必要ですが、それだけのガッツがある人ばかりでした。
社員だけでなく、参加した学生も、多様な個性の持ち主。
鈴木 インターンの参加者は、本当に個性が強い人たちばかり。忘れっぽい僕でも、すごくよく覚えている(笑)。
片岡 内定者同士で集まると、何かに秀でている人が多い印象。内定者懇親会にもワークがありましたが、休み時間にはワイワイ騒ぐのに、ワークではガラリと切り替えていて。多様でありつつも、「医療を変えていきたい」という使命感で繋がっている感じがしました。
鈴木 あと、人事の人がすごく魅力的に思えた。他の会社を受けてないからわからないんだけど、他の会社もこんなに魅力的な人たちなの?
片岡 他社と比べると、シスメックスは学生との距離が近いと思う。一人ひとりに話しかけてくれて、気さく。人事の方と初めて会ったのは、4月。その後、夏のインターン時にそのときのこを覚えてくれていて。1回しか会ってないのに、すごい!と思いました。
不破 シスメックスは、会社として一体感があると思いました。私が特に接していた3人の方は、みんな多様性があるのに、持っている軸は同じ。誰と話していても、違いはあるけど矛盾はなくて、同じものを感じることができたんです。
片岡 人事の方がインターンの最後に言っていた言葉が忘れられません。「今の医療の形はハッピーだと思いますか?」というメッセージ。現在は病気になった人に治療を施すのが主なやり方ですが、本当は予防医療の方がハッピーなんじゃないか?という内容。強い自信と信念を感じたのを覚えています。
ビジョンを共有し、一体感のある社員が魅力。
ーシスメックスに入社を決めた理由を教えてください。
鈴木 大きく3つの理由があります。1つはインターンを経験して、先輩社員がとても楽しそうだということ。2つめは、6年間医学部で医療を学んできた中で、これからは再生医療と予防医学が大切だと思っていたので、自分の考えとマッチしたこと。3つめは、同級生で就活している人が口を揃えて「医療といえば、製薬企業」と言っていたのが何だか癇に障って……。予防医学が発達すれば薬が必要なくなる。そういう固定観念を覆したいという思いがありました。
片岡 以前から医療機器に携わりたいと思っていたのと、事業内容やビジョン、グローバルな規模が自分の理想に近いこと。それから、社員さんに個人的な目標や夢を聞くと、他社の方は言いよどんでいたのに、シスメックスは「これがしたい」と熱くわかりやすく話してくれて。前向きな発言を交わしているのがすごくいいと思いました。
不破 私も、社員の方が目標やビジョンを話す姿が一番の魅力でした。面接でその理由を聞くと、社員同士で壁を作らず、ビジョンをしっかりと共有しているからと詳しく説明してくれて。また、インターンや面接を通して、最初は緊張していても最後には楽しくなっている自分がいた。どんどん思いが強くなっていきました。
ーどんな人にとってシスメックス社のインターンが向いていると思いますか?
不破 私は就活と進学を迷いながらの参加だったので、同じようにこれからのことを真剣に考えている人は向いていると思います。
片岡 医療機器メーカーやグローバルに興味が少しでもあるなら、自分の気持ちを確かめるきっかけにもなると思います。好きだと思う部分が明確になるので。
鈴木 「医療業界=製薬会社」と思い込んでいる人ほど参加してもらいたい。固定観念が崩れると思います。
ーみなさん、ありがとうございました。
シスメックス株式会社インターンシップ開催のお知らせ
インターン情報
シスメックス社では20年度卒向けにインターンシップを開催いたします。
「グローバル」×「成長」というキーワードをテーマに複数のプログラムに取り組んでいただく内容となっております。
詳細は下記URLより参照ください