田村駒は、香港のテキスタイル企業、インターナショナルデルトンファブリックスとテキスタイルの日本での独占販売代理店契約を結んだ。
20年春夏向けから本格的に販売・活用する。デルトンの顧客は欧米ブランドが中心。田村駒は、これまでもメンズカジュアルのOEM(相手先ブランドによる生産)などでデルトンの生地を活用するなど実績がある。「デルトンの生地を使った製品はセレクトショップなどで人気が高い」と手応えを得ており、差別化素材を生かしたOEM戦略の一環だ。6月26-27日に東京本社で開いたメンズファッションOEM展示会でもデルトンの生地を紹介した。
メンズファッションOEM展は昨年10月に初めて開き、今回が2回目。田村駒の衣料品OEMはレディス向けが中心だがメンズ向けも全体の13%まで伸びてきた。第2回展のテーマは「ボーダレスな世界への返信」。「実店舗とEC、メンズとレディス、天然素材と合繊など境界線がなくなってきた。今までの固定観念を価値観を捨て、田村駒が新たな提案として返信(Re・・)する」ことをテーマに選び、「Re:LUX」「Re:PLAY」「Re:ACT」の3つのくくりで製品提案を行った。(https://img.br-campus.jp/company/article/contents/5e0da42a-0c47-4fa1-be40-4d45abebd9d2.JPG)