こんにちは!エスネットワークス グローバルヒト本部の山本です。
今回はハンズオンで取り組んだ案件事例のご紹介です!
財務会計という領域のコンサルティングからはじまり取り組みを行った結果、
クライアントから絶大な信頼をいただくことが出来た案件でした。
入り口は当社が強みとして持っている財務会計のコンサルティングからはじまり、
マーケティングや営業施策などにも対応領域を広げることができました。
恐らくみなさまがイメージされている財務会計やCFOという業務が大きく変わると思っております。
私たちが日々行っているCFOという業務の領域の「専門性の強さ」と「カバー範囲の広さ」を
感じていただくことが出来ると思います。ぜひご覧ください!
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案件概要
クライアント:ある地方の有力企業(日本人であれば誰もが知っている有名飲料メーカーです!)
関与期間 :10ヵ月間(平日はずっとクライアント先に常駐です!)
案件受注の経緯:
投資ファンドの出資を受け、完全子会社となった企業への財務経理/生産管理に関するPMIの依頼を受けたことから案件が開始いたしました。コンサルティングの方法としてはクライアントへの完全常駐を行いメンバーは月~金まで毎日クライアントの社員さんとともに仕事をしていました。
ただしこちらの企業より依頼を受けたコンサルティング会社は当社だけではなく大手コンサルティングファームも同じタイミングで依頼を受けていたため提案力、実行力で負けられないという案件でした!
取り組んだこと
やることは大きく分けて2つ!
1. 財務経理に関するコンサルティング
財務処理の効率化、管理会計の体制構築を行い数字の見える化を実施。
会社を構成しているおカネの見える化を実施。
2. 生産管理に関するコンサルティング
商品の販売価格/製造原価/その他コスト・・・など様々な側面から
1つの製品に関する損益構造を因数分解して利益率の改善を実施。
上記の通りやることは分かっていたので、まずは徹底したヒアリングを開始!
もちろん資料の読み込みも行いますが、資料だけでは見えない部分を直接
クライアントからお話を伺い理解を深めるためにヒアリングには重きを置いて実施します。
上位層~スタッフクラスの社員さんまでヒアリングを行い、深部まで理解することで生の声を
聞くことができ、課題の本質が見えてくるためヒアリングの時間を大切だと考えています!
その結果、日によっては朝から晩まで1日中ヒアリングでスケジュールが
埋まってしまうような日もあるくらい優先順位を上げて実施しました。
クライアントへの報告
私たちのコンサルティングの流れは<ヒアリング→分析→報告>に沿って実行していきます。
ヒアリングから見えた課題に対して徹底して分析と検証を行った結果、
100ページに渡る報告書が出来上がりました。
内容をクライアントとファンドへ報告した結果、大満足をしていただくことができ
クライアントの持続的成長に貢献する足掛かりになったと感じることができました。
さらには他のコンサルティングファームは1ヶ月で契約を打ち切られてしまうという
危機的な状況が起きていましたが、当社は追加の依頼をいただくことに成功!
当初依頼いただいていた財務経理/生産管理に関するPMIのみではなく、
マーケティングや営業推進などにも対応領域を広げ追加案件受注を達成することができました!
ここまでは日頃から、エスネットワークスがやっているコンサルティングのよくある事例です。
追加での依頼をいただいたマーケティングや営業推進については正直、手探りで
取り組んだ領域でしたが財務会計のベースがあったからこそやり遂げることができました。
※イメージ図※
会社を構成すると言われる<ヒト・モノ・カネ・情報>の要素をCXOという表現に
当てはめて表現してみました。私たちが機能として提供しているCFOという機能は
もちろん会社のお金に関するスペシャリストで財務のスペシャリストであることは
間違いないですが、お金はどの分野にも通じる要素のため専門性を尖らせる一方で
守備範囲は広くゼネラリストの素養も必要になるという矛盾した存在です。
ただ将来の長期的なキャリアが限定されないという面白みがあり、
自分自身の方向性が明確に定まっていない方に対しては
ファーストキャリアに選んでいただく候補としてお勧めします!
次回はこの案件において、CFOの領域の専門性を軸に取り組みを行った
・マーケティング
・営業推進
に関する支援内容についてご紹介させていただきます!どうぞお楽しみに!
株式会社エスネットワークス
グローバルヒト本部
山本知尋