こんにちは!エスネットワークス グローバルヒト本部の山本です!
4月の投稿でご紹介させていただきましたが、エスネットワークスには福利厚生制度の1つで『書籍助成制度』という書籍を購入できる制度があります!
※制度の詳細は4月16日に公開している『エスネットワークス社員が一番使っている福利厚生制度ご紹介!』をご覧ください。
私、山本はこの制度を活用し、毎月2~3冊ほどの書籍を購入して日々読書しています。
たくさん読書をしていると社内のコンサルタントが同じ本を読んでいることがあります。そして「日々の業務に活かすことができている!」という声を聞くことがあるため、コンサルタントを目指す方へぜひご紹介させていただきたいと思いこれから連載にてお届けさせていただきます。
さっそく初回の1冊をご紹介させていただきます!
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参謀の思考法 トップに信頼されるプロフェッショナルの条件
荒川 詔四 著(株式会社ブリヂストン 元CEO) / ダイヤモンド社
「参謀がなぜコンサルタントに繋がるのか?」という疑問を持つ方がいらっしゃると思います。
なぜなら参謀という言葉は【高級指揮官の下で、作戦・用兵などの計画・指導を受け持つ将校。転じて一般に、人を支えてあれこれ策略を立てる人。】という意味を持っており、1つの会社で機能する役割を指しています。よってコンサルタントはあくまで第3者の立場で仕事をするため参謀には当てはまらないのでは、と思う方が多いと思います。
しかしながらエスネットワークスのコンサルタントはまさに参謀と同じ役割を担っており『実行支援』のキーワードを基にお客様と一緒に伴走してコンサルティングをしている点が本書を読んでいてとても親近感を持ちました。どのような点が同じなのか、というエスネットワークスの事業等の説明は改めてご紹介させていただくので今回は割愛させていただき、本書の印象に残ったパートをご紹介いたします!
■リーダーの「先」を行くのが参謀である。(「参謀の思考法」より引用)
コンサルタントとしてお客様そして経営者の方への提案を行う際、指示待ちの姿勢では提案が通ることはまずありません。経営者の方が考えている1歩2歩先を見て提案していくことが、自分自身の価値発揮に繋がりますしプロジェクトを早い段階で良い方向に進めることができます。常に意識して日々生活をするだけでも養うことができる力のためぜひ意識してみてください!
■「理論家」に優れた参謀はいない。(「参謀の思考法」より引用)
コンサルタント=論理的思考力が強い人というイメージがあると思います。実際にロジカルシンキングが強いコンサルタントは当社にもたくさんいますが、教科書に載っていることだけが正しいわけではないことを理解しているのが真のコンサルタントだと私は思っています。その時々の状況を理解するために自分で行動してお客様の理解に努める努力ができる人が実際に今、当社で活躍しているコンサルタントとなっています。
■議論で「勝つ」という思考を捨てる。(「参謀の思考法」より引用)
こちらについては前段で記載させていただきました「理論家」に通じる部分があると思います。コンサルタントはただお客様を納得させるプレゼンができたらいい、という仕事ではありません。実際に提案した内容が実行されてから初めて本来の評価を受けることができます。よってプレゼンでお客様を納得させるようにディベートを展開したり、言い負かすなんてことはもってのほかです。何がお客様にとって大事なのかと常に考え、さらにアクションしてこそ真のコンサルタントになれると私は思っています。
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ただし、本書の中でコンサルタントに触れられている箇所がありそこでは「コンサルタントに使うものだ」と記載されていました・・・そんな風にお客様に思われないよう、さらには参謀と認められるように活躍できるコンサルタントをこれから増やしていきたいと個人的には強く思っているところです!
今回ご紹介させていただきました「参謀の思考法」を読まれた方がいらっしゃいましたらぜひ、一度ご連絡ください!またコンサルタントという仕事についての興味をお持ちの方もぜひご連絡ください♪
みなさまからのご連絡、心よりお待ちしております。
株式会社エスネットワークス
グローバルヒト本部 山本知尋