職員が語る”JBIC REAL DAYS” #03

知識と経験を積み重ね、財務のオールラウンダーへ

入行6年目（財務部、業務職）職員のJBICライフとは

日本と世界の発展に貢献できる政策金融機関に関心を抱き、JBICに業務職として入行した島村彩那。資金調達や融資貸出を担う財務部で、主に有価証券報告書の作成などを担当しています。様々なプロジェクトを裏側から支える財務部の業務にも確かなやりがいを感じており、「財務のオールラウンダー」という目標に向けて、新たな業務にも挑戦しているといいます。バックオフィスで活躍する日々や、JBICで出会った同期と過ごすプライベートについて聞きました。

JBICの有価証券報告書を作成し大きな達成感を感じた

JBICは政策金融機関という立場から日本や世界の抱える課題解決に貢献でき、社会発展への寄与度が高いと考え、私は入行を決めました。実際に配属された財務部では、資金調達や融資貸出の業務によって、日本企業の海外事業展開に貢献できていることにやりがいを感じています。

現在は資金調達やデリバティブ取引を担う資金課で、主に有価証券報告書と半期報告書の作成を担当しています。有価証券報告書とは、JBICの業務内容や決算を投資家に紹介するハンドブックのようなものです。監査法人や弁護士に確認をしていただきながら、各部署に情報提供や内容確認を依頼。経営会議で承認を受けるまで3か月以上かけて、数十ページの報告書をまとめあげます。

多くの部署との間で、内容やスケジュールを繰り返し調整していくのは大変です。関連法の改正によって記載内容に変更があれば、行内で対策を講じるなど手探りで対応する必要もあります。しかし、無事に提出の日を迎え、上司や同僚から労いの言葉を掛けてもらうときには大きな達成感を感じることができます。また友人から、「仕事でよくJBICの有報を見ているよ」と言われたときも、自分の業務が役に立っていることを実感できました。

財務のオールラウンダーを目指し新たな業務にも挑戦

財務部では、資金課が債券を発行したら、経理2課がシステムに登録するなど、全ての課が連携して業務を進めています。そのため、「チームワーク」が部内全体の合言葉。私自身も、日々「チームのために何ができるか」を考えて行動するように心掛けています。例えば、私がいつ資料を作成すれば、他の方が進めやすいだろうかと想像することもその一つ。学生の頃は自分を中心に物事を考えることがほとんどでしたが、他者への影響を意識する大切さに気付かされました。

今の目標は、財務のオールラウンダーになること。他の課の業務にまで視野が広がれば、チームにより貢献できるようになるはずです。そこで、私は通信教育の受講制度などを利用して知識の深化に努めています。スワップの資格を取得したあとは、その業務に携わらせてもらうことができました。また、最近では外債発行チームに加わって、英語での面談や電話会議に参加させてもらっています。JBICには、業務職でも「チャレンジしたい」と手を挙げれば、上司が意思を汲んで新たなフィールドを用意してくれる環境があると実感しています。

旅行や趣味を一緒に楽しめる最高の同期たちと出会えた

入行当初は同期13人の内、11人が独身寮に住んでいました。週末には皆で食事を楽しんだり、冬になったらスノーボードに行ったり。ラグビーW杯のときも、皆で観戦してとても盛り上がりました。

そんな仲の良い同期や後輩の中には、駐在や出向で海外に住んでいる人もいます。その国に旅行で行けば、住んでいるからこそ知っているスポットを紹介してくれます。ワシントン駐在員事務所で活躍している同期とサンフランシスコで集合して、一緒に年末年始を過ごしたことも忘れられない思い出です。

同期の一人と一緒に通っているのが料理教室です。二人の目標は、ホームパーティーを開いて、覚えた料理を皆に振る舞うこと。その日を楽しみに、料理のレパートリーをもっと増やしていきたいと思います。