登壇社員紹介
総合決済サービス企業として、業界の先陣を切って、新しいことに挑み続ける魅力。
<下田>
浜口さんがJCBに入社されたきっかけはどこにあったのでしょうか。
<浜口>
友人の付き添いでJCBの会社説明会に参加したのがきっかけだった。当時はまだクレジットカードが今ほど普及している時代ではなかったのだけど、知人や大学の先生に聞いてみると、これからは日本もアメリカのようなカード社会になることがわかった。これは面白い、と思ったね。すでに成熟したビジネスではなく、その将来性に魅力を感じ、会社とともに自分も成長していきたいと思ったのが最大の入社理由だった。
実際、1984年には海外初のJCBカードが発行され本格的な国際展開が始まるなど、自分が想像していた以上に、会社が大きく変貌を遂げるとももに業界全体が成長していった。それに伴い、仕事もどんどん面白くなっていったことを覚えているよ。
ところで、皆さんがJCBに入社した理由は?
<神戸>
時代の変化とともにつねに挑戦が求められるフィールドで、また挑戦する環境が整った会社であることに、大きな魅力を感じて入社しました。
<浜口>
そこは昔もいまも変わっていないね。業界のリーディングカンパニーであるという自負を持って、つねに新しいことに挑んでいかなければならない。
例えば、日本はキャッシュレス社会としてはまだまだ後進国で、政府の「未来投資戦略2017」でもキャッシュレス化の推進が挙げられている。現在、日本のキャッシュレス比率は2割程度だが、これを10年後には4割まで引き上げようという政策。その実現に向けては、クレジットカードだけでは補足しきれなくて、デビットカードやプリペイドカードなど、総合的な決済ソリューションを世の中に提供しなければならない。さらには、スマートフォン決済などITの進化にも対応していかなければならない。その意味で、皆さんにとって本当に挑戦しがいのあるフィールドだと思いますよ。
<今井>
私も「経済のインフラを創る仕事」に惹かれました。世の中のライフスタイルを変えるという点で、大きな社会貢献ができるのではないかと感じたことが、入社動機のひとつです。
<下田>
私は高知県出身なのですが、地方ではまだまだクレジットカードの普及率が低いのが現状です。
私には「子供から老人まで、誰もが簡単に使える決済手段を提供したい」という夢がありまして、それを実現したい、それができるのはJCBだという思いで入社しました。
<浜口>
私が入社したころは、クレジッドカードの普及が最大のミッションであったのが、いまは、日本発の国際カードブランドJCBとして存在感を発揮し、併せて総合決済サービス企業として日本のキャッシュレスを牽引していく役割を担っている。
つねに挑戦し続けるJCB。それは皆さんの時代も変わらない。業界のリーディングカンパニーとしての使命であり、やりがいであり、面白さであり、JCBならではの魅力だと思うよ。
若手社員に責任ある仕事を任せる風土が、成長のスピードを加速させる。
<今井>
現在、私は加盟店営業一部に所属し、加盟店とJCB間のさまざまな調整をしています。入社前は、カードビジネスというと、会員向けの仕事のイメージが強かったのですが、改めて加盟店の存在の重要性を再認識しています。と同時に、JCBの代表として加盟店と折衝をしますので、その責任の重さも痛感しています。
<浜口>
私もカード事業統括部門長の前は、加盟店事業統括部門長でした。JCBにとって、加盟店様は本当に重要な存在。JCBに加盟していて良かったという付加価値を加盟店様にどれだけ提供できるか、さらに会員様にJCBの加盟店であれば安心してカードが使えるという信頼感を持っていただくことが大切だ。
JCBは若い人に仕事をどんどん任せるから、確かに責任も大きくなるよね。でも責任感を持って仕事に取組むからこそ、成長のスピードも速くなる。それがJCBの育成方針だよ。
<神戸>
私は売上サービス部で、実際の取引から、加盟店の支払い・会員の方への請求に至るまでの売上管理を行っています。正確かつ迅速に適切な期日に売上処理を行うのが最大のミッションなので、私も責任の重さを痛感しています。
また、私の部署は実際に売上処理をするオペレーターの方をマネジメントする役割も担っていますが、まだ自分の仕事に精一杯で、なかなか目が行き届きません。
<浜口>
新人時代は、与えられた仕事をこなすのに精一杯。それは私も同じだった。大切なのは、つねに課題意識を持つこと。一生懸命仕事に取り組むのはあたりまえで、自分の担当している業務の目的・役割を認識し、それを達成するためには何が足りないのか、つねに課題意識をもつことが次のステップにつながると思うよ。
<下田>
私はイシュイング推進部で法人カードを担当し、会員獲得のための施策、新サービスの企画・開発、機能の拡充などを担当しています。よく上司に「目的を見失うな」「一生懸命の方向性を誤るな」と言われます。目的を見失うと、一生懸命が無駄になってしまうと。
浜口さんは、新人時代はどんなことを心がけていましたか?
<浜口>
どんな部署でのどんな仕事だろうと、つねに前向きな気持ちで取り組むことを意識していたね。
「向き不向きよりも前向きに」という言葉が好きで、この仕事は自分に向いていないとか、向いているとか自分で決めつけるよりも、いまの仕事に前向きに取り組むことが大切だということ。むしろ、そこから自分の新たな可能性を見出し、成長につながっていくと思います。
人のつながりが社員の成長を促す。社員の成長こそが、JCBの原動力。
<下田>
もうひとつ、私がJCBを選んだ理由に、「人の魅力」がありました。OB訪問をするなかで、こういう人たちと一緒に仕事すれば、自分も大きく成長できると思ったからです。
<浜口>
私が入社したときもそうです。会社訪問のときに一番最初に感じたことは、風通しの良さ。一致団結して目標を達成するチームワーク。この「人と人の健全なつながり」こそ、JCB最大の強みであり魅力だと感じるよ。
<今井>
私もです。面接官の方との会話が楽しくて、「こういう人と一緒に働きたい」と思いました。
<神戸>
熱意のある人がとにかく多い!
<浜口>
人事部も各階層別にしっかりした教育研修制度を整えている。ただ、研修で学んで自己啓発に努めることももちろん大切だが、日常のなかで人との繋がりをどう作っていくかも、とても大切だ。いろいろな人たちから感動や刺激を受けることも、成長するためのとても大切な要素だと思う。また、自分の存在意義が周囲の人たちにしっかり理解されていることも、大きなモチベーションになる。
私の新人時代はまだ社員数も少なく、上司・先輩との距離感も近く、コミュニケーションも比較的スムーズだった。しかし、現在のように社員数も多くなると、皆さんの年次では、他部門の人たちとコミュニケーションを図る機会がなかなかないと思う。
例えば、人事部が主催している社内懇親会は、部署における縦の関係、同期入社などの横の関係、部署も年次も超えた斜め関係と「縦横斜めのコミニュケーションづくり」の機会を提供している。私たち役員も参加して、新入社員の人たちとも積極的に親睦を深めていますよ。
<下田>
私も先日、社内懇親会に参加しました。隣りにたまたま社長が座り、いろいろとお話を聞かせてもらいました。この会の面白いところは、先輩たちのお話を聞くだけではなく、先輩たちが私たちの話をじっくりと聞いてくれることです。若手の言葉にもきちんと耳を傾けてくれる。そこがすばらしいと思いました。
<神戸>
私も先日、役員の方と飲みに行きました。JCBではそうした交流が盛んですね。
<浜口>
人が人をつくる、人とのつながりが成長を促進させる。JCBには人へのこだわりが根本にあると思う。
最後に、皆さんの目標や夢を聞かせてほしい。
<今井>
まだまだカードの使えない業態があるので、積極的に開拓し、加盟店の拡充に挑戦していきたいです。将来的には決済インフラの構築に関わる業務を担当したいと思っています。海外での仕事にも挑戦してみたいですね。
<下田>
私の夢は先ほど言ったように、誰もが使える決済方法を創ることです。積極的に幅広い業務を経験し、一歩一歩、夢の実現に近づきたいと思っています。
<神戸>
直近の目標としては、3年以内に現在の仕事のエキスパートになることです。将来的には、JCBにはたくさんのフィールドがありますので、幅広い業務で経験を積みながら、自分の力を発揮できる分野を見つけていきたいと思っています。
浜口さんが、JCBに入社してよかったと思う瞬間はどんなときですか?
<浜口>
仲間と一緒に、目指したことをやり遂げた瞬間。その成果がJCBの発展に貢献できていることを感じ取れたとき。この快感は何物にも代えがたいものだよ。皆さんもぜひ、JCBでそんな瞬間を味わってください。