株式会社三越伊勢丹ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員(CEO):杉江
俊彦)の子会社である「天津伊勢丹有限公司(以下、天津伊勢丹)」と、「仁恒置地投資管理(上海)有限
公司 / Yanlord Investment Management (Shanghai) Co., Ltd(以下、上海仁恒)」は、中国での新たな商
業施設開発を目的とした合弁会社設立に合意し、調印式を行いましたのでお知らせいたします。
1.新会社設立の背景・目的
中国・天津で百貨店事業を運営する天津伊勢丹と、中国国内で商業施設開発を行う上海仁恒は、中国・
天津での新たな商業施設開発に向け、中国にて合弁会社を設立いたします。これは天津伊勢丹が 1993 年
の開店以来培ってきた百貨店運営ノウハウや顧客資産を活かし、発展し続ける天津の市内に新たな商業
施設の開業(以下、新商業)をめざすものです。
新商業においては、天津在住及び天津を訪れるお客さまのご要望にお応えする品揃えやショップなど
を展開するとともに、両社のグループ力を活かしデジタル先進国である中国ならではの新しいビジネス
モデルを構築し、収益力の向上をめざしてまいります。
尚、新商業の詳細に関しては決まり次第お知らせいたします。
2.新会社の概要
【社名】仁恒伊勢丹商業有限公司(予定)
【資本金】4 億元(※2019 年 9 月末レート 1 元=15.12 円の換算:約 60.4 億円)
【出資比率】上海仁恒 51% 天津伊勢丹 49%
【所在地】中国天津市南開区東馬路 129 号
【事業内容】複合商業施設運営
【設立】中国国内での新会社設立は 2019 年 12 月頃(予定)
3.新商業の概要
新商業は“ショッピングミュージアム”をコンセプトとし、デジタルを利用して、ビューティや食、
ファッション、ライフスタイルを提案する新たなデジタル体験型ショッピングセンターです。
【所在地】天津仁恒置地広場 内
【延床面積】約 10 万㎡
【開業時期】2020 年末オープン(予定)※一部、 2021 年末オープン(予定)
■仁恒置地投資管理(上海)有限公司の概要
「仁恒置地投資管理(上海)有限公司/ Yanlord Investment Management (Shanghai) Co., Ltd」は、
中国国内 15 都市に展開する総合不動産開発企業「仁恒置地集団有限公司」(シンガポール上場)の傘下
で、主に複合型商業施設の開発・運営を行っています。
フィリピン、マニラにおける「JAPAN CONCEPT」の大型複合開発プロジェクト
中国だけでなく、フィリピン マニラにおいても、野村不動産株式会社・株式会社三越伊勢丹ホールディングス・フィリピン大手不動産会社であるFederal Land Incorporated と共同で、大型複合開発プロジェクトに取り組んでいます。
2018年11月22日に開催した、ローンチイベントの様子はこちらよりご覧いただけます。