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伊藤忠商事株式会社

【伊藤忠】学生と社員が出会える機会が大幅に増える!

インタビュー

毎年学生から人気を集めている総合商社、伊藤忠商事。SNSでの情報発信やイベント企画など、新たな手法を取り入れる採用活動にも注目だ。今年度から導入する新たな取り組みの一つ、「グループOBOG訪問(社員1対学生10名ほどの座談会)」。その背景や想いについて、採用担当者の方に聞いた。

企業紹介

伊藤忠商事株式会社は、1858年初代伊藤忠兵衛が麻布の行商で創業したことにはじまり、1949年に設立した大手総合商社。現在は世界61ヶ国に約90の拠点を持ち、繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において国内、輸出入及び三国間取引をおこなうほか、国内外における事業投資など幅広いビジネスを展開する。

人物紹介

伊藤忠商事株式会社
人事・総務部 採用・人材マネジメント室
市川 丈陽

2021年4月入社。1年目より人事・総務部に配属となり、新卒採用を担当。2025年卒の採用活動ではリーダーとして統括し、様々な企画を立案中。

知れば知るほど面白い、商社業界と人事の仕事

―――まずはご自身の就職活動について、聞かせていただけますか?

はじめはテレビ局などのマスコミ業界や、身近なメーカーに興味を持って就活をしていました。いろんな企業のインターンに参加しているうちに、ワークの中で「原料は商社から輸入する」というワードがよく出てくることが気になって。商社業界をもっと詳しく知りたいとOBOG訪問をしたことをきっかけに、総合商社への志望度が一気に上がりました。就活の軸にしていたのが、社会の役に立つこと、そしてそれが目に見えて感じられること。商社の仕事がそれにぴったりとはまる業界だったということが大きな発見になり、総合商社が第一志望になりました。

―――最終的に伊藤忠商事に入社決めた理由は?

最終面接で面接官をしていただいた役員の方との出会いが大きかったです。話し方がとても柔和で、会話をしていくうちにどんどん緊張がほぐれていきました。面接で突然「なんでチューインガムが廃れたと思う?」と聞かれたことも驚きで。私は歯の詰め物が取れてしまうとか健康志向の人に合わないのではと答えたのですが、実際にはスマホの普及とも相関関係があり、時間をつぶす必要がなくなったからだと言われていると。そんな話から、ビジネスで大事なのは広く世界を見て、あらゆる可能性を考えることだよと教えてもらったんです。こんな社会人になりたいという理想の姿がそこにあり、強烈に惹かれました。

―――入社以来、新卒採用を担当していらっしゃるとのことですが、はじめから人事・総務部を希望されていたのですか?

私は第一希望が機械カンパニーで、第二希望が人事・総務部でした。もちろん営業をイメージして入社したのですが、総合商社の人事も知れば知るほど面白いんですよ。本社だけでなく様々な事業会社を抱えていて、それぞれに異なる人事課題があります。さらに、そのフィールドは全世界に広がっている。インパクトの大きさも営業と変わらないぐらい魅力的でした。人事の施策一つをとっても、すべての人にメリットがある施策は難しく、総合的に判断して企画することが求められる。答えが一つではないというところに、面白みを感じています。

―――現在3年目になってみて、いかがですか?

1年目から新卒採用担当ではありますが、昨年はキャリア採用にも携わり、幅広く学ぶことができました。同じ採用活動でも人事制度や勤務体系に深く関わる点でも違いますし、ターゲットや惹きつける魅力のポイントも異なります。今、それらの経験が役に立っていると思いますね。2025年卒の新卒採用活動からはリーダーとして統括を任されることになり、採用戦略の企画を1から考えているところです。

一人ひとりのニーズに応える、新たな取り組み「グループOBOG訪問」

―――伊藤忠商事さまの採用活動、毎年力を入れて新しいことに取り組まれている印象があります。

当社では採用HPやSNSでの情報発信に力を入れているのですが、昨年度はInstagramで発信した新入社員ドキュメンタリー企画や、自身の思い出の写真とともに人生を語る内定者紹介の投稿が話題になりました。就活生の認知度が高まり、フォロワー数も前年度の倍まで伸びたんですよ。今年度はさらにこれを超えるような施策を考えている最中です。

―――今回、新たに導入される取り組みがあるとお聞きしました。

はい。これまでも1対1中心のOBOG訪問を実施していますが、ありがたいことに好評をいただき、希望者全員の要望に応えることができていない状況がありました。そこでこれまでのOBOG訪問に加えて、社員一人に対して学生10人でおこなうグループOBOG訪問を実施することにしたのです。

―――グループOBOG訪問を導入することになった意図、もう少し詳しく教えていただけますか?

一つは、今までよりも多くの学生と接触をして、伊藤忠商事を知ってもらう機会を増やしていきたいということ。もう一つは、1対1のOBOG訪問はハードルが高いと感じる学生もいるのではないかということ。自分の学生時代を振り返ってもそうなんですが、社会人の方とどうやって話しはじめればいいのか、こういう質問をされたらどう思うのかなど気になってしまうんですよね。グループであれば、そうした緊張感も少しは和らぐのではないかと。一人ひとりのニーズに合った就職活動ができるようにという想いも込めて、グループOBOG訪問も導入することに決めました。

―――どんな人に活用してほしいですか?

これまでだと、セミナーに参加してそれなりに企業研究をしてからでないとOBOG訪問には参加できないと考える人もいたと思います。でも、そうじゃなくていい。もっと気軽に商社業界がどういうものなのかという興味の入り口にも活用してほしいと思っています。グループだと周りの人がどんな質問をしているかもわかるので、経験値も増えていくはずです。ぜひ、その後の就職活動にも生かしてほしいと思います。

―――多くの学生に、伊藤忠商事のOBOG訪問ができるチャンスが広がるというわけですね。

その通りです。参加する社員も部署をバランスよく分けて、学生が予約時に興味のある分野を選べるようにします。参加社員は2年目から8年目ぐらいの若手・中堅クラスの方々に協力してもらう想定です。社員からも学生と話す時間が楽しく、自分をアップデートする機会にもなっていると声をもらえるので、とても協力的なんですよ。ぜひ、たくさんの方に参加してほしいですね。

就職活動に正解はない。幸せな選択ができるように応援したい

―――OBOG訪問でこんなことを聞いてほしい、という想いはありますか?

私も社会人になって、仕事において何が大事かをよく考えるんですが。社員一人ひとりが何に突き動かされて仕事をしているのかを聞いてほしいなと思いますね。これは商社に限らずですが、モチベーションの源泉は人によって様々です。そこに迫ればきっと、その業界や仕事の本質が見えてくると思います。

―――ご自身の就活時、伊藤忠商事のOBOG訪問はいかがでしたか?

私は伊藤忠商事で3人ぐらいの方に話を聞きましたが、みんなワクワクした目で話してくださるのが印象的でしたね。こういう世界をつくりたいんだ、というビジョンを持った方が多いんですよ。こういう想いを持って入社をして、仮に配属部署が違ったとしても今はこんな想いを持って働いている、という話をしてくれました。モチベーションは何ですか?と直接聞かなくても伝わるような、熱い想いを感じたのを覚えています。

―――グループOBOG訪問に参加を希望する学生へ、アドバイスがあれば教えてください。

そうですね。興味の入り口としてグループOBOG訪問を活用してほしいのはもちろんですが、とはいえ、調べればすぐにわかることを社員に事実確認するような時間にするのはもったいない。事前知識は必要ありませんが、せっかくなので調べられる事実は予め調べてから参加してもらえると、有意義な時間になるはずです。グループOBOG訪問ではなおさら、限られた時間を有効活用してほしい。学生ならではの驚くような視点を社員も楽しみにしています。

―――最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

よく、学生から「どういう資格を取ればいいですか?」という質問を受けることがあります。皆さんの中で、就活において正解を求めているのかなと。これだけは言いたいのが、就活に正解はありません。内定がもらえることを正解(ゴール)にするのではなく、働きたいと思える会社と自分がマッチしているかどうかを大事にしてほしいです。まずは自分がどういう人間になりたいのかを考える自己分析をする。そして、自分の思い描くゴールをその会社で達成できるかどうか見極めるのが企業研究です。面接は慣れですので、たくさん時間をかけてみてください。内定をもらうための資格や面接対策などに捉われず、幸せな選択をするための就職活動をしてほしいと願っています。

―――グループOBOG訪問でさらに強固な体制になる伊藤忠商事さまの採用活動、結果も楽しみですね。本日はお忙しい中、ありがとうございました!

▼グループOBOG訪問会の予約はこちらから!
https://br-campus.jp/group-obog-visit/invitation/24bf416f-211e-11ee-b266-0633a7656a33

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