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伊藤忠商事株式会社

【伊藤忠商事の社員インタビュー】医薬品業界で、 自分にしかできないことに 挑戦したい

インタビュー

2017年入社
エネルギー・化学品カンパニー
化学品部門 医薬関連ビジネスチーム
塩谷 秋子

若手だからこそ、憶することなく挑み続ける

 大学院でアルツハイマー病の研究をしていたため、就職活動時はグローバルに活躍できる医薬品関連の仕事を探していました。自身の経歴を生かせるのは化学品メーカーか医薬品メーカーだと考えていたのですが、国内市場で自社製品を取り扱う企業が多く、海外で働くチャンスが少ないと感じました。そこで、海外に出る機会が多く、圧倒的に様々な業界と関わることができる総合商社に目を向けるようになりました。
 入社後は、当初より希望していた化学品部門直轄の医薬関連ビジネスチームに所属し、病院で処方される薬(医療用医薬品)やOTC医薬品(一般用医薬品)、ヘルスケア製品等に関連する事業に携わっています。1年目は船積みや決算、社内外の各種申請について学び、2年目の現在はそれらの業務に加えて営業を担当しています。日本企業の技術移転や、技術を用いた製品開発等、中国向けの案件に他のスタッフと協力して取り組んでいます。所属チームでは投資とトレーディングの両方を行っていますが、そのほとんどが新規の案件で、お客様と協議・交渉を行いながら、手探りで新しい経験をできることに、大きなやりがいを感じています。伊藤忠商事では、早いうちから語学研修や実務研修という形で海外に行くチャンスが得られます。若手だからと臆することなく、自分の経験を積み重ね、会社のグローバルビジネスを背負っていけるようになりたいです。

◆Career Step◆
2017年 医薬関連ビジネスチームに配属。船積み、決算、各種申請等の業務を担当。
2018年 営業として日本企業の技術移転や、中国向けに技術を用いた製品開発案件に携わる。

自由に意見を言える、風通しの良さがあります

 所属部署では新規案件を担当していることに加え、扱う商材が特殊なため、複数の部署との連携が必要になります。医薬品やヘルスケア関連は規制が厳しく、新しいビジネスを始めるに当たっては社内外の申請事項が多く、一人ではできないことばかりです。スムーズに案件を進めるため、社内外の様々な人から協力を得る必要があります。
 社内の先輩方は知識や経験が豊富な方が非常に多いと感じています。私が尊敬している上司の一人に、アメリカで10年以上勤務した後、チーム長を務められた方がいました。行動が早いうえに、仕事に対する意識が高く、何よりも話をしていて本当に面白い方です。新しいことに貪欲に取り組んでいく姿を見て、将来こんな風になれたらとその方を目標にするようになりました。またチーム内の関係も良好で、風通しの良さを感じています。会議では「発言しないと、参加する意味がない」と言われるほど、年次に関係なく意見や考えを求められる文化があります。これは伊藤忠商事の非常に良いところですが、仮に知識が不足して、間違っていたとしても怒られることはありません。まずは自分の意見を発言し、会議に参加する、相手に何かを伝えることが大切なのであり、その経験がどれほど将来の糧になるかということを日々学んでいます。

充実した休暇が 明日からのモチベーションに繋がる

 入社後、目の前の業務に意義を見出せない時期もありましたが、その時、上司が「元気ないね」と声をかけてくれ、とても励みになったことを覚えています。大変な業務もある反面、いざという時に助けてくれる人が周りにたくさんいる職場で働けており、恵まれていると感じています。また伊藤忠商事には仕事はもちろん、プライベートを充実させている社員が多くいます。私も休みの日には、仕事のことを考えすぎず、友人と旅行に行ったり、映画を観に行ったりするなど、気分を切り替えるようにしています。休日にしっかりとリフレッシュすることで、また明日から頑張ろうとモチベーションを高く維持できるのだと思います。
 どんな仕事でも、漫然としたルーティンワークになってしまっては意味がありません。今目の前にある業務は何に繋がるのかを広い視野で考え、常に先を見て仕事をすることが重要だと思っています。医薬・医療分野は、当社の社内においても注目されている分野です。医薬・医療業界では、研究開発から製造販売、治療現場、さらに近年発展目覚ましい医療ITなど多岐にわたる領域が混在していますが、伊藤忠商事だからこそ、それらを一貫して繋げるシステム構築が可能ではないか、と感じています。「医薬と言えば、伊藤忠商事」と言われるような仕事を生み出し、社会に貢献していける人材になりたいです。

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