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三井物産株式会社

「会社を知るのに、一番早い方法」 何より人を大切にする総合商社の三井物産が、OB/OG訪問にかける想いとは

インタビュー

「人の三井」という言葉があるほど、人間力や多様な個、ひとりひとりが抱く想いを大切に考えている三井物産。採用活動においてもOB/OG訪問にひときわ力を入れています。それは社員と直接会って話す時間が、学生の皆様にとっても非常に大切であると確信しているから。OB/OG訪問にかける意気込みや、三井物産らしさ、学生へのメッセージなど、採用担当者の熱い想いをインタビューしました。

<プロフィール>
三井物産株式会社
人事総務部 人材開発室
釘宮智樹
大規模プロジェクト、経理・財務、海外赴任、新規ビジネスの立ち上げなど、入社8年目にして多岐にわたる仕事を経験。その後、現職の採用担当として従事。

<企業紹介>
「360°business innovation」をコーポレートスローガンに掲げ、「金属」「機械・インフラ」「化学品」「エネルギー」「生活産業」「次世代・機能推進」の6つの事業分野において、多岐にわたるビジネスを展開する総合商社。多種多様な事業知見から生み出される総合力を組み合わせ、日本および世界各国と地域に付加価値の高いサービスやソリューションを提供している。

学生時代に知らなかった、仕事の面白さをたくさん発見した。

―――まずはご自身の経歴を教えてください。―――

入社後まずは、発電所の買収や運営などインフラビジネスを手がけるプロジェクト本部に配属なりました。その後2年目からは、社内の人材育成プログラムで経理・財務のグループ会社に出向。2年を経て再びプロジェクト本部に戻り、アメリカ産のシェールガスを輸出するプロジェクトに携わることに。このときアメリカに1年半赴任しました。帰国後は新規ビジネスの開拓を担当し、今年から人事総務部で採用を担当しています。振り返ってみると、幅広い仕事を経験し、学生時代には知らなかった仕事の面白さをたくさん発見できました。経理では数字の裏側を知ることができましたし、アメリカでは1兆円を超える大規模プロジェクトを経験しました。新規ビジネスでは、自分でゼロからビジネスのタネを探し、作り上げることにも挑戦。どの仕事でも様々な人と関わるので、魅力的な同僚や上司に、数多く出会うことができました。

深く理解せずに、運命を決めるのはもったいない。

―――御社は、OB/OGと出会えることに力を入れていますが、なぜ、力を入れているのですか―――

会社を理解するためには、社員に会うのが一番早いというのが我々の信念です。学生の皆様には無限大の可能性がある一方で、これから就活に臨む方々はあと1年以内に進路を1つに絞らなければいけないという時間的な制約があります。大学卒業後の進路を決めることは、人生でも大きな決断です。業界や会社を深く理解しないまま進路を決めてしまうのはもったいないですし、それは学生だけでなく、我々企業にとっても不幸なことです。そのため、会社を知る機会を、できるだけ早く、豊富に提供したいと考えています。特に総合商社はわかりにくい業態と言われるため、なるべく多くの学生が社員と会えるようにしたい。こうした考えから、今年は例年にないほど早くからOB/OG訪問の受付を始めました。

自分自身を知るために、OB/OG訪問を使って欲しい。

―――学生には、どんな心構えでOB/OG訪問に来て欲しいですか?―――

期限が限られ、ライバルがたくさんいる中で貴重な時間を使うわけですから、少しでも自分の駒を前に進められる場にして欲しいです。そのためには、自分の考えをしっかり持ち、主体的に臨むことが大切です。無限の可能性を1つに絞るためには、OB/OG訪問で「自分が何を得たいのか」を明確にしなければなりません。まずは過去を振り返り、自分が何をしたいのか、何をすべきなのかという仮説を持つこと。その上でOB/OGと会って、どういう仕事をどういう気持ちでやっているのかを聞き、そこに自分の仮説をぶつけることで「あ、違ったんだ」とか、「こういう考え方もあるんだ」とか、「やっぱりそうなんだ」とか、様々な発見をして、自分の中に取り入れて欲しいです。こうして仮説と検証を繰り返すことで、自分に合った仕事がわかってくる。三井物産の社員の話を聞くことで弊社への志望度が高まればもちろん嬉しいですが、志望度が下がってもいいと思っています。会社を知るだけでなく、自分自身を知る手段として、OB/OG訪問を有意義に活用して欲しいですね。

―――ご自身の就活でも、OB/OG訪問をしましたか?―――

私の場合は高校生の頃から華やかなイメージのある外資の金融系企業を志望していて、大学もゼミも逆算して選びました。そのまま就活をして内定までもらったのですが、リーマンショックもあり立ち止まった時、自分は本当にこれでいいのだろうかと考えだしました。そこで、改めて自分を見つめ直すために、15人くらいにOB/OG訪問をしました。その結果、自分の価値観として大切なものは、新規事業を起こしやすい環境であることと、人という2つの観点だと気がつきました。そして三井物産を含めた3社の商社に絞ったのですが、人という観点で企業を選ぶのは難しく、会社の長である社長インタビューを読むことと、OB/OG訪問を積極的に行うことにしました。それぞれの会社のカルチャーを知るために、各社3名ずつ話を聞いたのですが、その中で三井物産は、この人いいな、熱いな、こんな人になりたいな、と思える人ばかりでした。先輩たちの話を聞いたことで、人という観点から三井物産が第一志望になりました。振り返ると、私自身もOB/OG訪問を通じて自分の意志や考えが固まり、企業選びの決め手となっているので、やはり社員の話を聞くことはとても大切ですね。

自分の価値観が変わるほど、熱い人たちと出会ってきた。

―――「人の三井」と言いますが、実際にどんな人がいるのでしょうか?―――

当時の自分は、お金を稼ぐこととか自分のキャリアしか考えておらず、いわば自己中心的な人間だったと思いますが、三井物産はOB/OG訪問で会った方が皆、自分自身ではないところに重きを置いて大義を持って仕事をしていたので、自己中心だった私の心に非常に響いて、こういう人についていきたいし、自分もこうなりたいと強く思いました。
そして入社してからも、熱い人たちにたくさん出会えた。例えばあるプロジェクトマネージャーの上司は、頭がキレて、ハードワークで、情熱的で、やる気さえあれば部下にも裁量を与えてくれて、失敗しても挑戦した結果だとフォローしてくれる。これがリーダーシップかと衝撃を受け、自分の中に新たな価値観が生まれました。それは、この人のために働きたい、この人と一緒に成果を出したいという気持ちです。ここまで思わせてくれる人間力を持った人がいることが、手前味噌ですが、三井物産が「人の三井」と言われる所以なのだろうと思わされましたし、こうした人たちと出会えたのは、本当に幸運なことだと思います。現在弊社には16の営業本部があるのですが、それだけ多様なビジネスに携わっている人がいるということ。本当に色々な人がいることを人事総務部に来てからわかり、もし私が就活時代に戻れるならば、もっとたくさんの人に出会っておけばよかったと、ちょっと後悔しました(笑)

三井物産が何より人を大切にし、学生の未来を真剣に考えていることを改めて実感したインタビューでした。ビジネスの領域が多岐に渡り働く人も多彩であるということは、多くの学生に可能性が広がっているということ。OB/OG訪問を通じて、三井物産について深く知れることはもちろん、今後の人生にプラスになるものを、数多く得られるのではないでしょうか。

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