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山田ビジネスコンサルティング株式会社

本当に華やかで、かっこいい? 就活生がインターンシップで学んだ、真のコンサルタントの姿とは

イベント紹介

山田ビジネスコンサルティングが実施した2017年度のインターンシップでは、1チーム4~5名に分かれ、企業再生案件のワークに取り組みました。 そのインターンシップの経験から本選考に進み、内定を得た3名の学生はコンサルタントの仕事を、リアルをどう感じとったのでしょう。その全容に迫ります。

『コンサルタント』と聞いて多くの人がイメージするのは、かっこいい、華やか、楽しい……とキラキラしたものがほとんど。しかし、実際の現場は泥臭くて地味な仕事が多く、残念ながら入社後に「これが憧れていたコンサルタントの仕事?」とギャップに驚く学生もいます。

コンサルタントの現実をきちんと理解し、厳しさもやりがいも分かった上で入社してほしいーー現場のリアルを伝えるため、山田ビジネスコンサルティング(以下、YBC)では、毎年夏と冬に5日間に渡るインターンシップを実施しています。

YBCは、国内7拠点・海外4拠点に営業所を構える、日本最大級の独立系コンサルティングファーム。事業再生やM&A、事業承継など中小企業のあらゆる課題にワンストップで対応し、日々クライアントからの高度なニーズに応えています。

そんなYBCが実施した2017年度のインターンシップでは、1チーム4~5名に分かれ、企業再生案件のワークに取り組みました。

そのインターンシップの経験から本選考に進み、内定を得た3名の学生はコンサルタントの仕事を、リアルをどう感じとったのでしょう。人事担当の増田も交え、その全容に迫ります。
聞き手/ライター:北川由依(PR Table )

はじめる前は企業再生という言葉すら知らなかった

ーー今日はよろしくお願いします!早速ですが、YBCのインターンシップに参加したきっかけは何でしたか?自己紹介と合わせてお願いします。

岩瀬: 横浜市立大学国際総合科学部4年で、計量経済学を専門に勉強している岩瀬です。僕はもともとコンサルタントを志望していて、就活サイトでYBCのインターンシップを見つけて応募しました。正直なところ、それまで山田ビジネスコンサルティングという会社名すら知らなかったです(笑)。

川越: 東京大学大学院農学生命科学研究科で、アフリカの農村開発の研究をしている川越です。就職活動が本格的に始まる前に、コンサルティング業界のインターンシップに参加したいなと思ったのですが、どの会社も1DAYのものが多くて。業務を体感できるようなインターンを探していた時に、YBCを知りました。

山本: 明治大学商学部で、会計学を学んでいる山本です。川越さんと同じく、5日間じっくりコンサルティングの仕事について学べること、そしてYBCが取り組んでいる中小企業の包括支援にも興味がありました。

ーー具体的にインターンシップのプログラムは、どのようなものだったのでしょうか?YBC人事の増田さんお願いします。

増田: 1日目と2日目の午前中はレクチャーとして、事例紹介や基本的なフレームワークを紹介。2日目午後~4日目はワークで、全国に店舗を構える寿司チェーンの企業再生のケーススタディに取り組んでもらいました。こちらから提示した従業員数や売上、店舗周辺人口などのデータをもとに各チームで戦略を練り、5日目に銀行員に見立てた当社社員に対してプレゼンするという流れです。

プレゼン当日の風景の写真
▲プレゼン当日の風景

川越: 私はコンサルタントを志望しているのにインターンシップをするまで、企業再生という言葉すら知らなくて……。

岩瀬: 僕もです(笑)。悪いところから良い方向に持っていくということは分かるんですけど、具体的な段取りや、どういう人や企業と関わりながら業績を改善していくのかまったく分からないところからのスタートでした。

コンサルタントとは、会社の未来を預かる仕事

ーーインターンシップでは多くの学びがあったと思いますが、とくに印象に残っていることはありますか?

山本: 1日目のレクチャーで、増田さんが企業再生の流れを説明してくれました。その中で「中小企業のオーナーは、従業員にも頼れずたった一人で戦っている人が多い。だからこそ、コンサルタントは経営者とともに歩く良きパートナーであり、良き理解者であることが大切だ」とおっしゃっていて、感銘を受けました。YBCの考えが現れている話だなと思って。

増田: コンサルタントのリアルを知ってもらいたいから、ワークの中では、倒産寸前の企業の現実や経営者の心情も教えるようにしています。

ーー表面的にワークに取り組んでもらうのではなく、社会の厳しい面や泥臭いことも伝えているんですね。インターンシップ中で、一番大変だったことは何でしょうか?

川越: インターン5日目に銀行員役に見立てた社員の方々に、具体的な再生案をプレゼンしたのですが、融資をもらえるように説得することが大変でしたね。「人件費をそんなに削って大丈夫?」「どのお店も、同じ方法で売上回復するの?」とロジックで詰められました。実際にやってみないとわからないことを、どう納得してもらえば良いのか検討もつかなくて。がんばるしかないでしょって(笑)。

山本: 努力しますという以外で、説明するのは難しいですよね。

大量のデータや資料に苦戦(写真)
▲大量のデータや資料に苦戦させられた

岩瀬: 僕のチームは、数字にすっかり踊らされてしまい、一向に議論が深まらなかったのが、辛かったです。大量のデータと資料が目の前にあっても、それをどう料理したらいいのかわからなくて。とりあえず、聞いたことがある指標を全部つくって、施策に落とし込むというのを繰り返したのですが、データがバラバラのままだから、戦略がまとまらなくて。

山本: あー、そういう時期もあったね(笑)。どのチームも一度は陥る状況じゃないかな。僕たちも、大きな方向性を定めないまま指標だけを出してしまったので、自分達が今どこに向かっているのかわからなくなりました。

岩瀬: 夜はファミレスへ行って、終電ギリギリまでねばって。

川越: 終わらない!全然、ゴールが見えない!ってとにかく焦ってばかりでした。

岩瀬: 考え抜くってよく言われますが、死ぬ物狂いでやったことで、どういうことかわかりました。考え抜くって、頭がショートすることなのかって(笑)。

川越: インターンシップでは、必要なデータは揃えられていましたが、実際の現場ではデータを集めるところからやらないといけないわけです。それを考えるだけでも、気が遠くなりそうです。大変な仕事だと思いました。

増田: はじめに計画したスケジュール通りに進まないし、自分の思い通りにならないことも多いので、プログラム途中で帰ってしまう人もいるんですよ。喧嘩するチームもありますしね。

ーーお話を聞いていると、かなりハードなインターンシップですね。インターンシップ前後で考えが変わったことってありますか?

岩瀬: 1日目のレクチャーで『痛み分け』という言葉を言われたのですが、それが理解できるようになったと思います。今回のワークは企業再生なので、企業にはお金がないわけです。だから銀行からお金を借りることになるのですが、事業がうまくいっていない企業に銀行もお金を貸したくないですよね。それでも貸してくれる銀行は、リスクつまり痛みを伴ってお金を出してくれるということ。だから、お金を借りる経営者も自らリスクをとって覚悟をみせる必要があるということを教えてもらいました。
例えば今回のワークでは、企業を成長軌道に乗せたいなら、役員報酬を半額にカットするなど、数字でもきちんと覚悟を示してくださいと経営者に伝えることが痛み分けの一歩でした。

川越: まず役員報酬のカットからはじめる。現実ってこうなのかとビックリしましたね。

岩瀬: 子どもの間は大人から何でも与えてもらえますが、自分で物事を進める時に覚悟をみせるというのは、どういうことなのか分かりました。1日目に『痛み分け』の話を聞いた時は、何を言っているのかわからなかったのですが、5日目の銀行へのプレゼンテーションでそのことに気付いて。最後の最後でなんとか理解できましたね。

川越: 中小企業の場合、経営者に対して社内で意見を言える人はまずいません。だからこそYBCは、ただお客様側に立つだけではなく、一歩踏み込んでお客様自身、つまり経営者のあり方や考え方自体を良い方向に持っていく動きをする必要があります。私たちの動きが会社の未来を左右する、とても責任の大きい仕事だと感じました。

仕事は厳しい、だけどコンサルタントとして歩んでいきたい

ーーコンサルタントとして、時にはお客様に厳しいことを言わないといけないこともあると知ったのですね。会社を良い方向に持っていくために、コンサルタントにかかる責任は大きいと感じながらも、本選考に進んだのはなぜでしょうか?

岩瀬: 確かに他者の人生を預かる重みはあるのですが、もともとマイナスな状況からプラスへ自分の力で持っていくことが好きな性格で。リスクを背負ってでも、人生をかけてコンサルタントとして会社を建て直す力になりたいと思いました。

川越: 「コンサルタントの仕事はお客様の生活に密着している。会社の傾きは、家の傾き」と増田さんがおっしゃっていたことが印象的で、誰でも助けられるわけではないからこそ、私たちが助けないといけないのだという使命感を持ちました。もともとアフリカの開発の研究をしていたのも、困った人を救いたいという思いからでしたし、日本国内でも困っている人がいるなら力になりたいなと。

山本: プログラムを通して、私たちコンサルタントにも覚悟が必要だとひしひしと感じました。しかしそれだけ責任が重い分、成果を出せた時には、経営者や銀行からの深い信頼を得られるだろうと思います。責任がある分、人と深い関係が築いていけることは魅力に感じました。

プログラムでの、先輩社員のアドバイス(写真)
▲プログラムでは、先輩社員がアドバイスをくれた

増田: 成功事例しか世に出ないので勘違いされやすいのですが、コンサルタントの仕事は決してキレイなものではないんですよね。YBCでは仕事のきつい部分や泥臭い面をさらけ出していくことも大切だと思い、このインターンシップを実施しています。その点3人は、インターンシップで私たちが伝えたかった意図や気持ちをきちんと理解してくれました。

自分を知ることが、良い企業との出会いにつながる

ーーインターンシップを通して、真のコンサルタントとはどういうものか皆さん知ったわけですが、このプログラムを紹介するとしたら、どのような人に体験してもらいたいですか?

岩瀬: 本気でコンサルタントになりたいと考えている人ですね。寝られなかったり、考えすぎて頭がショートしそうになったりと、かなりハードな5日間です。地道にデータを漁るような泥臭い作業も想像以上に多いので、コンサルタントに本気でなりたいと思っている人じゃないときついと思います。

川越: コンサルタントとして、お客様のためになるというのはどういうことなのかを知りたい人にはぜひ体験してほしいですね。
他者の人生がかかった緊迫した場面で、自分は何を感じるのかーー疑似体験ながら、コンサルタントの現場を感じてもらいたいです。

ーー3人ともコンサルタントの厳しい実態を知ったにも関わらず、選考に進むことを選び、内定を得ることになりました。皆さんはインターンシップでどういうスキルやマインドが磨かれたから、内定につながったと考えていますか?

川越: とてもハードな内容を扱う現場で、逃げずに取り組む姿勢かな。たとえ一人になったとしても、やり抜く気持ちを買ってくれたのだと思います。

岩瀬: たしかにガッツは評価されたと思います。思い通りに進まない時も、すぐ結果が出ない時も、諦めない姿勢は大切にしていました。

山本: やる気やガッツもそうですが、一つひとつの経験や出来事からきちんと学び取れるかどうか、分析した結果を次に生かそうとしているかという姿勢も評価されたと思います。

増田: うんうん、3人がそれぞれ自覚している通りですね。コンサルタントの厳しい側面を知った上で、仕事としてやっていきたい、やり抜く覚悟があるというのならば、その気持ちは本物だと考えています。まずは自分の軸を持つこと。その上で、企業と合う、合わないを見極めた上で、本選考に望んでくれたから内定につながったと思います。

ーーたしかに、3人はそれぞれ自分の軸を持っていると感じました。どうやってその軸を見つけるのかにも通じるのですが、たくさんある企業の中から自分に合う企業に巡りあうためには何をしたらいいでしょうか。

川越: ゼミの先生に言われたことですが、「就社」ではなく「就職」をすることです。興味がある仕事の中でも、自分が実際に手を動かしてやりたい仕事は何なのかに気付けば、その軸に沿って広く社会を見ることができます。それが私の場合はコンサルティングで、業界を深く掘っていくことでYBCに辿り着きました。

山本: こういう企業に行きたいよりも、こういう仕事がしたいという気持ちは大切ですよね。僕は、コンサルタントになりたかったから、コンサルティング業界しか見なかったですもん。あとは早め早めに動くこと。動き始めれば、社会への興味も湧きますし、業界の理解も深まるので、自分のやりたいことも見つかりやすいと思います。

岩瀬: 企業に出会う方法は2つあると思います。一つは就職フォーラムなどに行き、さまざまな業界の企業を知る方法で、もう一つが、業界を絞ってピンポイントで企業を知る方法です。僕はOB訪問を活用して、数珠つなぎにコンサルティング業界を回り、やりたい仕事や理想の環境を少しずつ明確にしていきました。

ーー3人とも早い段階で、コンサルティング業界に絞ったことで、YBCと出会えたんですね!みなさんのお話を聞いて、企業側が努力するのはもちろんですが、良い企業に出会うために学生側からもできることはありそうだと思いました。2018年度もYBCでは、インターンシップは実施予定でしょうか?

増田: はい、継続して実施します。今までインターンシップのプログラムでは、企業再生案件のみを扱っていましたが、2018年度からはM&Aや海外進出など多様なプログラムを体験してもらえるよう動いています。コンサルタントの世界は決して華やかなものではなく、地道な仕事や厳しいこともたくさんあります。現場を知るためにも、コンサルタントを志望する人には、ぜひ体感してほしいですね。

ーーYBCのインターンシップは、コンサルタントを目指す人の登竜門になりそうですね。それではみなさん、今日はありがとうございました!

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