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株式会社リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィングで事業戦略を担う社員が語る「マネジメント、事業戦略、派遣の価値」

OB/OGが語る

正社員、契約社員、パート・アルバイト、そして派遣。それぞれの就職スタイルに対して、どのようなイメージを持っていますか?「リクルートスタッフィング」で事業戦略を立案する三ツ井さんは、派遣は今の世の中に求められている働き方だと話します。一人ひとりの働き方に伴走し続ける、人材派遣会社の仕事について聞きました。

<企業紹介>

「リクルートスタッフィング」は、「らしさの数だけ、働き方がある。」社会の実現を目指し、新しい多様な働き方を提案。企業へ労働力の提供と、派遣スタッフの方へ仕事の紹介を行い、両者を繋ぎ社会を活性化させる役割を担っている。

<人物紹介>

三ツ井 健(写真:一番右)

株式会社リクルートスタッフィング
2016年4月入社
2002年に新卒でスタッフサービスへ入社、営業マネジャーやその後地方の営業支店長、新規事業部を経験。
同社がリクルートグループの傘下となり、
グループ内での転籍でリクルートスタッフィングへ。
営業組織のユニット長を経て、現在は事業推進部で全社戦略に携わっている。

学生

澤竹 正英(写真:一番左)

早稲田大学 商学部 3年
キャリアアドバイザーのような、人に深く寄り添える仕事に就きたいと考えており、リクルートグループをはじめとした人材系の企業を志望。

外園 武大(写真:真ん中)

慶應義塾大学 経済学部 3年
人材の適材適所への配置など、チームのメンバーの特性を考えることが好き。組織マネジメントによる人の可能性の最大化を目指している。

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「その人らしさ」を実現する派遣会社の新たな価値

澤竹正英(以下、澤竹):人に寄り添う仕事を目指して人材系の企業を志望しているのですが、その中でも“派遣”業界ではどれだけそれが叶うのかという実態をお聞きしたいと思っております。本日はよろしくお願いいたします。

外園武大(以下、外園):私は将来マネジメントの仕事で組織づくりに関わりたいと思っています。派遣のことはもちろん、マネジメントについても教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。

三ツ井健(以下、三ツ井):よろしくお願いします。

外園:早速ですが、三ツ井さんのこれまでの経歴を教えてください。

三ツ井:新卒で入社したのはスタッフサービスという会社です。スタッフサービスは2007年にリクルートの傘下に入ったのですが、私自身はグループ内の希望異動制度を利用して、2016年からリクルートスタッフィングへ移ってきました。同じ派遣会社ですし、転職のリスクも無く、更なる成長を目指して挑戦できるというのはありがたかったですね。環境の変化もあったおかげで、今まで飽きることなく仕事を続けてきました。
リクルートスタッフィングでは、全国で約20の営業ユニットに分かれ商圏ごとにユニット経営をしているのですが、私は2016年から1年ほど新宿ユニットのユニット長に着任していました。その後は事業推進部で、全社の事業戦略、営業戦略を立ててモニタリングするというプロジェクトチームを組んでいます。

澤竹:それはどのような仕事なのでしょうか?

三ツ井:派遣業界はちょうど、法律改正に伴うさまざまな外的環境が変化している過渡期に来ています。同時に人材不足や働き方改革といった時代の要因も重なって、派遣社会として社会に求められる意義も少しずつ変わってきています。事業推進部では、我々がこれから先も選ばれる派遣会社であるために、変化に合わせ未来を見越した戦略を立案、推進しています。たとえば、新しい法律に合わせて派遣先の就業規則を見直すお手伝いをしたり、などですね。その辺りはもうスケジュールが決まっていますので、かなり直近のミッションになります。

澤竹:確かに世の中では働き方改革ということが叫ばれていますが、そんな中、実際には以前と今とで、派遣に求められる意義はどのように変わってきているのですか?

三ツ井:もちろん働くということの本質は変わっていないのですが、気付くと本当にさまざまな働き方が生まれています。「短時間で働きたい」「週に2~3日だけ働きたい」「扶養内で働きたい」…などなど、しかしそれは、新たな人事上の制度をつくらなければならなかったり、社会保険の加入、給与の支払いなどを考えると、企業にとってはかなり煩雑な業務が発生してしまう。ところが派遣会社では、今まで当たり前のように、一人ひとりの派遣スタッフの方に合わせた制度の対応を行ってきました。働く人はそれぞれの働き方を希望できて、企業の人事担当者は派遣会社を利用すれば柔軟にかつ気軽にそれを実現できる。こういったメリットは、もっとアピールしてもいい価値だと思うんですよね。これまで派遣会社は派遣スタッフの方からは「仕事をしたいから紹介して欲しい」、クライアントからは「人材が足りないから紹介して欲しい」というところを主にフォーカスされていましたが、「その人らしさ」というキーワードで、色々な働き方をもっと支援していけるように、クライアントや世の中への訴求の仕方などを変えていく必要があると考えています。

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派遣スタッフの方に伴走することでリアルに得られる満足度こそが派遣会社の介在価値であり、その介在価値が売上に繋がる

外園:長年派遣業界で働いてきて、率直な感想を教えてください。

三ツ井:私が就職した当時はまだ派遣会社というのはベンチャー色が強くて、業界としても成長期でした。入社2~3年目の若手のうちからマネジャー職に任命され、後輩や部下ができ、多くのチャンスを与えていただけたのは楽しかったですね。その後は地方転勤があったり新規事業の立ち上げに関わったりと、とにかく突っ走り続けてきた感じです。

澤竹:新卒入社や中途採用に携わる人事の仕事と比べて、派遣会社ならではのインパクトや魅力というのはどういうところにあるのでしょうか?

三ツ井:派遣会社の大きな特徴は、一人のスタッフの方が働く現場のリアルに伴走し続けることです。そこで日々起きている人間関係や労働環境の悩みに寄り添うわけですが、そこに向き合う営業担当もまた、同じ悩みを抱えていたりします。その相互関係から信頼が生まれてくるというのは面白いところですね。私たちはクライアントからご依頼をいただき、派遣スタッフの方に働いていただくことで派遣料金を頂戴するという仕事をしていますが、「商品を売ろう」「いくら儲けよう」ということよりも、しっかりと目の前の派遣スタッフの方とクライアントに向き合い続けることで得られる信頼関係や営業に対する評価のようなものが、最終的なリクルートスタッフィングの売上となっているように感じられます。そして満足度が大きければ大きいほど、会社の業績に繋がっていきます。

澤竹:営業は、派遣スタッフの方々と長いおつきあいをしていくんですか?

三ツ井:そうですね。人にもよりますが、長いと2~3年くらい担当することもありますね。

澤竹:どのくらいの人数を一度に担当するのでしょうか?

三ツ井:それも営業担当によって違いますが、少なくとも50人、多い人で100人以上になります。当社から数百人を一気に派遣している大手クライアントの場合、その会社の特徴を知らない別の営業が介在するのはコミュニケーションのロスになりますから、一人の営業担当が担当したほうが良いと思います。

外園:営業の仕事はやはり大変ですか?

三ツ井:人材業と言えば、新卒採用だと4月、中途採用も計画的に行われますが、派遣は基本、突発的。ですからクライアントにとって、補充の必要が無いときは私たちもまったく必要とされません。さらに複数の派遣会社に同時登録している派遣スタッフの方も大勢いますので、競合他社との差別化が難しいと言えます。それでもそのピンポイントのニーズをつかむために、泥臭く、長期的にクライアントへの営業をし続けなければなりません。リクルートという名前に頼らず、自分の顔と名前を浸透させていく。私たちの業界は、愛される製品があれば営業が交替しても問題無い、という仕事ではありません。一度クライアントからの信頼を失えば、二度と取引ができないかもしれない、そんなプレッシャーもあります。

外園:入社1年目から営業現場に行く場合、やはり失敗も多くなってしまうと思いますが、一度信頼を失ってしまったらどうすればよいのでしょうか。

三ツ井:まず、そもそも失敗はどんどん繰り返していかなければ、ビビって何もできない人間になってしまいます。私は、大手クライアントはベテラン社員、中小は新人、というような担当の分け方は絶対にしません。「この地域は君の担当だから」と、そこに大手企業があろうが何があろうが責任範囲を明確にして、すべてを任せるようにしていました。その代わり、何かあったときには抱え込まないで必ず相談してもらい、全力でフォローに入ります。問題が起きたときのリカバリーの速さで、信頼関係というのは今まで以上に厚くしていける。そこで放置してしまったり、報告が遅れたり、謝罪ができなかったり…ということになると、クライアントからも見放されてしまいますからね。

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たとえ何千、何万人が対象でも、一人ひとりの話を聞くことが何よりも重要

外園:これまでの仕事で、思い出深い仕事はありますか?

三ツ井:これは私の失敗談にも通じる話なのですが、以前に新規事業をあっけなく潰してしまったことがあるんですよ。当時の社長からは「とにかく派遣スタッフの方一人ひとりの話を聞いて、理解して、事業を考えろ」と何度も言われていたんですけど、対象とする派遣スタッフの方は何千、何万人といる。とても全員になんて聞けるわけがない、と諦めて、結局自分よがりな起案で進めてしまいました。その後また営業現場に戻ったのですが、それまでとはヒアリングの仕方を変えて、仕事や会社についてもっと深く質問するように工夫を凝らしました。すると、少しずつ話を聞いていくにつれ、派遣スタッフの方の期待や不安、不満などに、かなり共通項が見いだせることに気づきました。それによって、自分の中で新たなサービスモデルが誕生したのです。そのサービスモデルならば、派遣スタッフの方のモチベーションが上がり、派遣先の組織も活性化する。両者に喜ばれるカタチになりました。失敗をしたからこそ、その経験を活かせた非常に思い出深い経験です。

外園:そのサービスモデルとはどのようなものだったのでしょうか?

三ツ井:当時、エンジニア系の派遣サービスをやっていたのですが、クライアントは経験者を希望されるので、経験者を派遣していました。未経験者を派遣しても喜ばれないだろうな、と。でも、未経験者にとっては、エンジニアになれるチャンスをもらえるのはとてもありがたいこと。そこで派遣スタッフの方でチームを作り、その中にチームリーダーを配置し、リーダーのもとに未経験者を配属する方法を提案しました。それは派遣会社を通すからこそできる強みとも言えます。すると半年1年もたつと、エンジニアだらけの会社になっていくんです。未経験者のスタッフの方がどうしたいのか、どう思っているのかを一人ひとりじっくり聞くことができていなければ、ずっと経験者を派遣することに躍起になっていたかもしれません。
その事業は誰にとってうれしいと感じられるものなのか、その事業は果たして意義や筋が通っているのか、企画職にいる今も当時の現場感を忘れず、日々を過ごすようにしています。

澤竹:営業と違って、企画職ではなかなか数字に出ないため成果が分かりづらいと思うのですが、良い事業かどうかはどこで判断するのですか?

三ツ井:確かに、営業時代は月末に数字を達成できるかどうかという「ひやひや感」がありました(笑)。ただ、企画職ならば、戦略が上手く遂行できると、成果として会社全体の業績が上がります。リクルートスタッフィングという全社規模で戦略を動かすと、そのボリュームは相当大きくなりますので、私たちとしてもかなり手応えや実感があります。

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人の働き方を変えるという責任重大な仕事

外園:今後の目標を教えてください。

三ツ井:働き方改革の話が出ましたが、会社に入ることを目的とした「就社」ではなく、何の仕事がしたいのかという「就職」の考え方が、ようやく広がってきた気がします。海外では既にそういう働き方を行っているところが数多くあります。日本もこれからそうなるとすれば、多様性のある派遣の働き方というのは、今後もっともっとステータスが上がっていくと考えています。そんな社会を叶えるためにも、海外で派遣事業に携わってみたいですね。リクルートでは海外でも事業展開をしていますから、機会があればぜひ挑戦したいと思っています。

澤竹:私は新卒に関わるか中途に関わるか派遣に関わるか、まだ悩んでいるところなのですが、派遣会社に向いている人材とはどのようなタイプなのでしょうか?

三ツ井:派遣はご依頼から成約までに一週間かからないことも多々ありますので、人材系の仕事の中でも特にスピード感が求められると言えるかもしれません。ただそこから先の伴走は長い。
だからこそより相手がどう働きたいのか、どういう職場で何を成し遂げたいのかを自分ごとのように考える必要があります。人に興味があって、ちょっとおせっかい気質で、尚且つ自分の価値観を押し付けないタイプがむいているのではないでしょうか。

澤竹:なるほど。派遣業界のことが詳しくわかりました。本当にありがとうございました。

外園: 私はマネジメントの仕事で人を良い方向へ変えていきたいという思いがありますので、今日は色々とお話が聞けてとてもよかったです。ありがとうございました。

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