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伊藤忠商事株式会社

「その企業の熱量は、ホンモノか」 伊藤忠商事が語るOB・OG訪問でわかること

インタビュー

世界63ヶ国に約120の拠点を持つ総合商社として圧倒的存在感を放つ一方で、個の力を信じ若手に仕事を任せていく社風を大切にしている伊藤忠商事。就職活動において、学生がOB・OG訪問で得られるものは非常に大きく貴重なものであると考えているという。採用担当者がOB・OG訪問に託す想いや、学生の皆さんへのメッセージを取材してきました。

<プロフィール>
伊藤忠商事株式会社
人事・総務部 採用・人材マネジメント室
室谷直希
2015年入社
入社後、採用・人材マネジメント室に配属され、入社3年目にして主担当になり、新卒採用に関する実務のすべてを統括している。

<企業紹介>
繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において、国内、輸出入および三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開。「ひとりの商人、無数の使命」というコーポレートメッセージを掲げ、お客様の欲求に応えることを追求し、世界中の様々な地域で新しいビジネスモデルを生みだしている。

入社3年目で、新卒採用の企画・運営を主導する。

―――まずは、ご自身の就職活動と、伊藤忠商事に入社した理由について教えてください―――

私は学生時代、部活動としてフィギュアスケートに打ち込んでいました。私が就職活動をしていた当時は、採用広報の解禁が12月、選考の解禁が4月だったのですが、部活動にのめり込んでいた私は、 1月にインカレ、3月に全国大会を控える中、年明けに研究室の教授に「お前、今年、就活じゃないのか」と言われるまで、合同説明会等の採用セミナーに参加したこともありませんでした。ですので、実は誇れるような就活ではないんですよね(笑)。伊藤忠のことは、1月に初めて参加した大学構内のセミナーで初めて知りました。やっていることが幅広くて良くわからないけれども、世界中に拠点を持っていてグローバル規模で事業をつくっている。面白そうな会社だと思いました。海外にも拠点を持ち、若手にも仕事を任せてくれる、自由闊達な社風をすぐに気に入りました。その後、就活が進むにつれ、メーカーや金融など様々な業界を見て回りましたが、どうせ働くなら、事業領域が広くて、海外が当たり前、そんな可能性の大きな会社がいい。OB訪問をしても、自分となんとなくフィーリングの合う先輩社員がいたので、最初から最後まで伊藤忠が第一志望でした。

―――入社後の経歴を教えてください―――

入社後、人事・総務部 採用・人材マネジメント室に配属され、以来3年間、新卒採用に携わってきました。新卒採用に携わるのは、現在準備を進めている2019年卒向けのもので4回目。まだ入社3年目の若輩者ですが、新卒採用活動の主担当として新卒採用の広報活動や選考活動全体を取り纏めることを期待されています。他業界も含めて様々な友人の話を聞くことがありますが、3年目の若手社員にここまで責任のある仕事を任せる会社はそうそう思いつきません。伊藤忠は採用人数も多いため、採用業務に関わる予算も非常に大きなものとなります。リスクとプレッシャーを感じつつも、説明会や採用HP、パンフレット制作等のPR活動や、選考活動の企画・設計など、日々の業務にワクワクしながら取り組んでいます。

少ない情報や狭い視野のなかだけで進路を決めてしまうのは、もったいない。

―――御社は、今後、OB・OG訪問の機会を増やしていくということですが、その理由を教えてください―――

私は今、新卒採用を担当しておりますが、大きく分けると2つのミッションがあると考えています。ひとつは、優秀な人材の採用。そして、もうひとつは企業広報です。学生へのPR活動を通して企業価値を向上させることも重要な活動のひとつになります。おかげさまで当社は就職人気ランキングでも名前が上位にあがることも多く、相当な数のエントリーが集まります。一方で、採用した130名で本当によかったのか、という終わりのない危機感もある。もっと多くの人に伊藤忠のことを正しく知ってもらい、相互理解を深めたい。私たち人事の担当者も採用セミナーで会社のことをお話しさせていただきますが、OB・OG訪問を通して、学生の皆さんに当社の現場での仕事への理解をもっと深めてほしいのです。学生の皆さんにとっても、社会に出て活躍する社員と会って話すことで得られるものは、たとえ最終的な進路がその企業でなかったとしても、きっと大きいはず。OB・OG訪問が気軽にできるプラットフォームがあるなら、それを活用しない手はない。そんな想いから、ビズリーチ・キャンパスを利用することにしました。

―――室谷さんは、OB・OG訪問は大事だと思いますか?―――

非常に重要だと思います。就職活動をするにあたり、自分を見つめ直す学生は多いはずです。学生の皆さんは、勉強、部活、サークルなど学生時代に取り組んできたことを振り返り、その経験を活かせる企業を探します。しかし、現実には、それだけでは進路を決めることは難しい。これまでの知識や経験だけで進路を決定してしまうと、少ない情報や狭い視野に基づく考えに頼らざるを得ないので、偏った意思決定をしてしまう可能性すらあります。就職活動やOB・OG訪問を通して、もっと世界を広く捉え直す機会にしてほしいのです。業界や企業、あるいは日本社会や世界全体をどう捉え、その中で自分をどう表現していくのか。分からなくても、自分なりに考えて、その意見を先輩にぶつけることができれば、自分の世界が徐々に広がるはずです。だからこそ、たくさんのOB・OGに会い、話して、意見を交換することは非常に重要です。自分の世界が少しでも広がれば、そのOB・OG訪問は大成功だったと言えるのではないでしょうか。日本の大学生はポテンシャルが高い。可能性を秘めているからこそ、当社の社員に限らず、たくさんのOB・OG訪問をしてほしいと思います。

伊藤忠商事の根本は商人。

―――採用する人材において、重視していることは何ですか―――

「商社が求める人材」というと、英語力とかリーダーシップなど、能力的にハイスペックな人を採用する、というイメージが一般的かと思います。もちろんそういった能力的な部分も大事ですが、それ以前に大事なのは、当社の価値観に共感できるか否か、だと私は思います。学生の皆さんには是非、「何をして食べていきたいのか」ということを突き詰めて考えてほしいですね。総合商社は、時代の変遷とともに、従来のトレーディングだけでなく事業投資も行うようにと、ビジネスモデルを変えてきました。採用セミナーでもそういった教科書的な説明をするのですが、商売の基本は昔も今も変わらず、お客様の利便性やニーズをしっかり汲み取る、ということではないかと思います。伊藤忠は、その部分を原点に据えながら、江戸時代から「商人」として生き続けてきました。社屋の暖簾をくぐる一人ひとりが商人としての使命感を持ち世界中を飛び回り、160年間、まだ世の中になかったビジネスモデルをつくってきたのです。そして、今日も世界のいたる地域でお客様のニーズを追い求めけています。まさに商人としての生き方です。ここに共感しないまま入社しても、ミスマッチが起きてしまう。だからこそ、当社を志望する方にはまず、当社の信念、哲学をご理解いただきたいと思います。

―――最後に学生に向けてメッセージをお願いします―――

採用セミナー等でもよく話しているのですが、「食わず嫌いをしないでほしい。あなたたちはまだまだ“井の中の蛙”です」ということ。先程も言いましたが、OB・OG訪問を通して、広い世界を知っている人と出会えば、自分の世界もその人と同じように広げていけることに気がつくはずです。私は学生時代、気軽にOB・OGと出会えるツールがなかったこともありますが、ほとんどOB訪問をしませんでした。時間の許す限り、もっと社会人と会っておけばよかったという後悔もあります。だからこそ、皆さんには是非たくさんの社会人に会ってほしい。ただし、気をつけてほしいのは、社会人と会うときは、必ず目的意識を持つこと。目的のレベルは、就活の進み具合によっても変わってくるとは思いますが、OB・OG訪問をすることで何を得たいか、何を知りたいのか、何を持って帰りたいのか、自分なりの目的を持って臨んでください。Aという答えを求めてOB・OGに会ったらBという答えが貰えた。当初の期待とは違ったけれど、Aではないことが分かったということだけでも、必ず今後のプラスになるはずですから。
もし、私が今OB・OG訪問をする機会があれば、「今の仕事をしていてワクワクしていますか?」と率直に聞いてみると思います。聞く相手によって答え方は変わってくると思いますが、少なくとも私は「ワクワクしています」と、胸を張って答えることができます。学生の方から「転職を考えないですか?」とよく聞かれるのですが、今の答えは、「全くノー」。なぜかというと、単純にすごく仕事が楽しいからです。入社3年目で、非常に大きな予算を管理しながら仕事ができるのは、稀有な経験だと思います。会社に感謝しかありません(笑)。今がすごく楽しい。社会人に出会うことで、その企業の熱量がきっと伝わってきます。説明会や採用HPだけではわからないことがある。その企業の、その人の熱量はホンモノなのか。自分自身で確かめることが重要だと思います。

学生ひとり一人の可能性とポテンシャルを信じ、先輩として真剣に学生の未来と向き合っているということを感じたインタビューでした。伊藤忠商事は世界63ヶ国に約120の拠点を持ち手掛けている、ビジネスの領域も広い総合商社。OB・OG訪問を通じて会社についての理解が深まることはもちろん、あなたの世界を広げていくきっかけとなるものが、きっと得られるのではないでしょうか。

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