ビズリーチ・キャンパスは2021年12月にInternet Explorerのサポートを終了します。別ブラウザでのご利用をお願いいたします。

詳細を確認

BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close

株式会社データX

マーケティングが変わる日 ~僕らのテクノロジーが世界をつくっていく~

投稿記事

マーケティングが変わる日~僕らのテクノロジーが世界をつくっていく~

今、世界のあちこちで、テクノロジーが生活を急速に変化させています。Ad Tech、Fin Tach、Edu Tech、Healthcare Tech、HR Techなど、既存のサービスや産業にテクノロジーが組み合わさることで、これまでにない新しい価値が創出されています。インターネットがインフラ化し、消費者生活やビジネスは大きく様変わりしました。これからの20年は人工知能がインフラ化していく時代に突入し、新たなテクノロジーが世界を覆いつくしていくことでしょう。フロムスクラッチでも、自由に挑戦し続けるエンジニア集団がテクノロジーを使って、世界をより便利に変えていこうとしてします。彼らは「マーケティングテクノロジー」という領域で、いったいどんなメッセージを世界に発信していくのか、話を聞きました。

1. テクノロジー発展の本質は「氾濫するデータの活用」にある

請井  今、世界中で「○○Tech」という言葉があふれている通り、金融やHRを筆頭に、さまざまな領域で、既存サービス・産業がテクノロジーによって変革されていますね。きっとそれは、僕たちの領域である「マーケティングテクノロジー」でも例外ではないと感じていますが、お二人はどう思いますか?

佐藤  その通りですね。最新のテクノロジーにより、マーケティング領域はどんどん最適化・自動化が進んでいきました。日本国内では一足早くAd Tech(アドテク)領域が盛り上がり、Ad NetworkやAd Exchange、SSP、DSP、Dynamic Retargetingなど多くの手法が開発されてきましたよね。ただ、 どこまでいっても“手法の域”を脱しておらず、局所最適化を推し進めるツールにしかなりませんでした。 行き過ぎたAd Techの発展によって、消費者のデバイスには不必要に広告が表示されるようにもなっています。

デジタル時代におけるマーケティングは、Ad Techに該当するような集客領域のみを指すのではなく、見込み客の育成や販売促進、CRMやデータマネジメントなど幅広い領域を意味します。そういった意味でいくと、マーケティング領域は、まだまだテクノロジーによる変化が生まれていないんだと思います。

井戸端  同感ですね。例えばAd Tech以外のところで言えば、今、マーケティングオートメーションというツールが流行っており、多くの企業が導入を検討しています。しかし、どこの会社も当初想定していた成果を上げられていないという話をよく聞きます。その背景には“テクノロジーの価値や存在を本質的に理解しているプレイヤーがいない”という事実が隠されているように思います。

マーケティングオートメーションをツールとしてとらえてしまうと、キャンペーンの自動生成やメールの自動配信といった機能面に焦点が当てられてしまいます。そうではなく、 テクノロジーという軸でとらえれば、「企業が知らないうちに蓄積していったビッグデータを、いかに取得・統合して活用できるのか」という、全く違った側面が浮かび上がります。 テクノロジーを本質的に理解すれば、データが氾濫している現状を正しくとらえ、そこをうまく活用していくことの方が間違いなく重要度は高いんです。

2. テクノロジー、そしてデータを活用できている企業はほとんどいない

請井  デジタルマーケティングという言葉自体の抽象度が高く、独り歩きしてしまっている印象もありますよね。テクノロジーを活用したマーケティング手法の正しい理解が、どうして深まらないのか考えたことはありますか?

佐藤  真因がどこにあるのかは定かではありませんが、現象を捉えれば「マーケター側」とソリューションを提供する「ベンダー側」の双方に課題があると思います。例えば、ソリューションベンダーは、局所最適にツールを開発して提供するケースがほとんどです。マーケティングのプロセスはとても長い。なのに、その最適化を図るためのツールは局所的に提供されていますよね。アクセス解析やA/Bテスト、メール配信、顧客管理、広告配信もそう。テクノロジーの発展の本質は「あらゆるデータが取得・統合できるようになった」ところにあると考えています。

しかし、 そのデータを使えない形で、バラバラにツールを提供してしまっていては、いつまでたっても「マーケティング全体を最適化」することはできません。 マーケターもこのことに早く気づき、現状の体制を抜本的に変えていかないといけないのかもしれません。

井戸端  その通りですね。ツールを導入し、目の前の課題を解決することに躍起になっているケースが多く見られます。ですが、 テクノロジーの発展=「多数のツールの登場」ではなく、「データの取得・統合・活用が可能になった」 ととらえれば、世界中の企業のマーケティングが様変わりしていきます。

請井  今は「ビッグデータ」や「IoT」といった言葉がバズワード化しているだけで、しっかりと活用している会社はほとんどないのが現状だと思います。テクノロジーを取り入れ、データと共存していくことで企業のマーケティングはまた新しいステージへ行くことができます。ただ、今はまだそのような考え方やソリューションを提供できるプレイヤーがどこにもいません。そんな現状だからこそ、フロムスクラッチが担う役割は大きいのだと思います。 我々の持つテクノロジーが、あらゆる企業のマーケティングを変革させていかなければならないし、もちろんできるとも思っています。

3. 自由に挑戦し続けるエンジニアが“最先端”を創る

井戸端  フロムスクラッチには、企業のマーケティングの課題を解決するためのテクノロジーがあります。次世代型マーケティングプラットフォーム「b→dash」もその1つです。「b→dash」を導入した企業のマーケティングは一気に変革されていきます。 データに価値を見出し、マーケティングの変革を「b→dash」というテクノロジーによって可能にすることが我々の1つの価値だと思っています。

「b→dash」のように、企業が保有するあらゆるデータを一気通貫して取得・統合・管理・活用できるプラットフォームソリューションは、世界を見渡しても、なかなか見聞きしません。実際に現時点でも多くの企業のマーケティングを変革できているという自負はあります。ですが、まだまだ我々が目指してる理想までのギャップもあります。そのギャップもフロムスクラッチのテクノロジーで埋めていけると思います。

請井  それができるのも素晴らしいエンジニアが集まっているからですよね。本当にいろんな分野のエキスパートが集結していると思います。Rubyを使い倒して開発できる人、データベースの構築・解析に長けていて、どんなデータでも分析してクライアントにアウトプットしていける人、また人工知能関連だとマシンラーニング・ディープラーニングのエキスパートもいて。それでいて「日本発の海外に通用するSaaSプロダクトを開発して変革をもたらしたい」、「本当に価値あるものを世の中に提供したい」など、高い志や独特の思いを持って開発しているエンジニアも多いです。

「志の高さ」や「開発に賭ける思いの強さ」は、どの職種のエンジニアに関しても、特にアウトプットの成果を分ける部分だと思います。そこについて、 今のフロムスクラッチのエンジニア集団は極めて熱量が高い。自由に挑戦し続けながら、とんでもないものがどんどんできている。 このメンバーと一緒なら何でもできそうな気がします。逆に言えば「このメンバーでできなかったら仕方ない」と開き直って仕事していたりもします(笑)。

佐藤  マーケティングテクノロジーという領域は、まだどこも“覇者”がいません。セールス・フォースやオラクル、IBMなどいろいろな企業がひしめきあっていますが、テクノロジーでは決してフロムスクラッチも負けていません。このマーケットを制すために、自由に挑戦し続けるエンジニアが増えていって、世界を驚かすようなテクノロジーを生み続けたいですよね。

4. 世界のマーケティングを変える日まで、あと少し

井戸端  どの領域にも関わらずですが、マーケティング領域も今後はビッグデータの活用が大きなテーマになってくると思いますが、いかがでしょうか。

佐藤  その通りでしょうね。例えば、「b→dash」が今後、導入社数を増やしていくことによって、我々は膨大な量のビジネスデータを手にすることになります。それがまさにビッグデータです。例えばGoogleとかも、ビッグデータという領域ではまさに支配者のような存在ですが、Googleが手にするのはあくまで匿名性の高いログデータだったりとか、WEB上のトラッキングコードデータだったりします。

一方、 我々が手にするのは生々しいビジネスデータです。 例えば、どんな広告を見て企業のWEBサイトに訪れ、その後にどのような行動をとって購買に至ったのかなど、単純な点としてのデータではなくて、その企業における過去のビジネスデータという時間軸のデータと、業界ごとにサンプリングされた空間軸のデータが獲れていくわけです。それが増えれば増えていくほど、膨大なトランザクションデータが無尽蔵に集まってきます。 このデータアセットは、おそらく他にはない規模であり、また質の高さも段違いでしょう。 ここが我々の今後の優位性の1つになっていくでしょうね。

請井  ビッグデータと聞くと、単純な情報量の多さを想起させますが、大切なのは情報の“質”ですよね。フロムスクラッチは今後、質の高いデータをどんどん収集していくことができる。このデータアセットを活用できれば、世界のマーケティングの常識を変えることができると思っています。マーケティングにとって有効なビッグデータを集め、それをビジネスシーン、実社会に活かしていけるという未来が、いままさにここまで来ています。マーケティングの常識が変わる日まであと少し、ですね。

井戸端  量・質ともに高いビッグデータと人工知能という領域においては、世界で我々がトッププレイヤーになり得る可能性は十分にあると思っています。まだ規模としては小さいですが、現状の拡大スピードを考えると、グローバル企業にも引けをとらない質と量のビッグデータを手にすることになります。 毎日、楽しく熱狂しながら開発している僕たちのテクノロジーが、世界のマーケティングの在り方を変えるかもしれない。 そう考えると、ますます開発が楽しくなってきます。

佐藤  日本企業が世界に輸出できたサービスというのは、ここのところ、ごく僅かです。だからこそ、常に世界を視野に入れて、「b→dash」のようなテクノロジーをどんどん開発していきたいですね。

この記事はいかがでしたか?

いいね

株式会社データXの他の投稿