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熱狂する組織 ~ファーストキャリアでフロムスクラッチを選んだ理由~

投稿記事

外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行、広告代理店、メガバンク、総合商社。多くの人が羨むであろう企業の内定を持っていたにもかかわらず、彼らはフロムスクラッチをファーストキャリアとして選択しました。その理由はいったい何か、当時のことを振り返りながら存分に語ってもらいました。

熱狂する組織 ~ファーストキャリアでフロムスクラッチを選んだ理由~

外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行、広告代理店、メガバンク、総合商社。多くの人が羨むであろう企業の内定を持っていたにもかかわらず、彼らはフロムスクラッチをファーストキャリアとして選択しました。もしかしたら、地位や待遇、年収は保証されていたかもしれません。しかし、彼らはスタートアップ企業で挑戦する道を選びました。その理由はいったい何か、当時のことを振り返りながら存分に語ってもらいました。

1. なぜ日本の学生は皆同じような企業に行きたがるのか

楢木  最新の就活人気企業ランキングを見ると、変わらず大手の銀行や商社、保険会社、製造業のメーカーなどが上位100位までに名を連ねてますよね。それを見て 「この順位は数十年前から大きく変化していないな」 と、率直に感じました。この数十年でIT化が急速に進み、テクノロジーが社会を飲み込んでいき、産業も生活も消費行動も大きく様変わりしています。当然ながら、それに伴ってビジネスの様相も急激に変化しているはずです。でも、それなのにどうして人気ランキングは変わらないんでしょうか。

深見  その通りですよね、僕も同じ疑問を抱いていました。偉そうな言い方になってしまいますが、きっと学生たちは友達など周りの人に流され、“自分が将来どうなりたいか”、“世界は今後どのように変わっていくのか”を、自分の頭で考えていないんだと思います。もしくは社会の変化に目をそむけて、一般的に言われる「安定」に無意識的にしがみつこうとしたり、あるいは正確な情報がない中で偏ったイメージだけで企業・職業を選んだりしてしまっているのではないでしょうか。業種や職種のミスマッチにより、入社後数年で辞めてしまったという新卒社員の話もよく聞きますしね。

もし最初から、自分の納得のいく職業選択や企業選択ができていたらと思うと、ミスマッチで辞めることって大きな機会損失ですよね。 自分の頭で考えて、職業選択・企業選択をすることの重要性が、今になってよくわかります。

河西  すでに言われていることですが、これからは間違いなくテクノロジーが世界を覆いつくしていく。インターネットが生活のインフラになったように、今後は人工知能やIoTが生活のインフラになっていきます。 「世界はそっちの方向へ動いていっているのに、自分のキャリアはそっちへいかなくていいんだっけ?」と強烈に感じたことを思い出しました。

人工知能、ビッグデータ、IoT、ロボティクスなど、世界を覆うテクノロジートレンドに乗っていないと、10年後、20年後の将来を想像したときに、自分のキャリアがとても不安でした。だから、いろいろ内定をもらっていましたが、ファーストキャリアでフロムスクラッチを選んだんですよね。テクノロジーやビッグデータ、人工知能に強みを持つこの会社なら間違いないって。就職活動時の僕は、自分の頭で考えることをしておらず、無意識的に周囲と同じ行動をしていたと思います。だけど、たまたま世界の変化を学ぶ機会があり、視点が大きく変わり、フロムスクラッチに会ったんですよね。今になってみればターニングポイントだったんだと思います。

2. ファーストキャリアでフロムスクラッチを選んだ理由

深見  みんなはどんな理由でフロムスクラッチを選んだんですか?

大薮  少し恥ずかしいんですが(笑)、昔から 「歴史に名を残すほど影響力のある人になりたい」 と漠然と思っていて。大学院時代は本気でノーベル賞を取ろうと研究に励んでたんですけど、偉大な成果は“偶然”による部分も大きく、研究を続けていて本当に名誉ある賞を取れるのか疑問に思い始めたんですよね。偶然の産物も大切だけど、ちゃんと実力で評価される世界で勝負したいと思い、そこでビジネスの世界に興味を持ちました。

就活は順調に進み、戦略コンサルティングファームから内定をもらい、そのまま就活を終えようとしていていたんですが、ふと 「自分が本当にしたかったのはこれだっけ?」 と考えるきっかけがありました。

「いや、違う。歴史に名を残すほど影響力のある人間になる。 どうせなら息づまる日本を変えて名前を残したい 」と、当初強く抱いていた本当の目標を思い出しました。そんなときにフロムスクラッチに出会ったんです。「『ビッグデータ×AI』でマーケティングを革新し、日本、そして世界のビジネスにインパクトを与える」と。この会社やばいなーって。抱いていた思いと方向性が一致しているように感じました。そのビジョンのもとで一緒になって日本を変えたい、そう思ったからフロムスクラッチに入社することを決めました。

河西  もともと僕は、 「価値あるもの、それだけを熱量高く求めていけるような環境」 で働きたいと思っていました。そしてその「価値あるもの」というのが、小さい頃から抱いていた「日本の良さを後世に残すための何か」でした。そう思いながら就職活動をしました。メーカーやコンサルなど、様々な業界を見てたくさんの良い出会いに恵まれたのですが、何かどれも決め手に欠けるというような感覚でした。

そんなときにフロムスクラッチに出会いました。選考を進んでいくと 「マーケティングテクノロジーで、良いものが売れる世の中をつくる」といったメッセージを、多くの社員が共通で持っている ことに気づきました。ある社員からは「圧倒的に高い目標に向かって、毎日脳みそが溶けるくらい考えて仕事をしている」という言葉も聞きました。そういった対話を重ねていき、これだけ高い熱量と技術を擁した組織、なかなかないんじゃないかって思ったんですね。今思えば、それが入社のきっかけです。

 僕は初め、個人投資家・機関投資家・ベンチャーキャピタルのいずれかの投資家になりたいと思っていました。そういう夢を持ちながら大学3年時に就活を始め、冬には外資系投資銀行から内定をもらい、周りより一足早く就活を終えようとしていました。そのあと、何気なく友人などと話していると、 「ベンチャーで働く人にはみなビジョンがあり、仕事を楽しんでいる」 といった話をよく聞きました。

すでに内定はもらっていましたが、だんだんとベンチャー企業にも興味が湧いてきて、その過程で改めて自分のやりたいことを考えながら、再び就活を始めました。そこでフロムスクラッチに出会いました。金融機関がお金を右から左に流して莫大な収益を上げている最中に、他方でデータやテクノロジーの力で世界を本気で変えようとしている会社がいることに衝撃を覚えました。

話を聞いているとワクワクしたんですよね。 自分も当事者として、その変化の中心にいたいなーと。 ベンチャーキャピタルで働くという目標もいまだに持ち続けていますが、テクノロジーを理解し、世界を変えるプロダクトやサービスに対する嗅覚を養うためにも、今のフロムスクラッチでの経験は非常に貴重です。普通じゃ得られない経験ができていると実感しています。

3. キャリア選択で重要視したいこと、すべきこと

 学生だろうが社会人だろうが、未来に目を向け、自分にとって納得のいくキャリアを選択するためには、当たり前ですけど、 自分の信念を持つことと、納得いくまで自分の頭で考え続けること が重要なんだと思います。常に考え、信念を持っている人には、無思考状態で周りに流されてきた人と比べて、やはり主体性や責任感にあふれていて、強い決断をすることができる。就職活動でも転職活動でも、未来がこれからどう変わっていくのか、その変化を前提としたときに自分はどうしたいのかを考え、自分なりの答えを出せる人の方が、納得いく“自分の人生”を歩めますよね。

楢木  僕は、「自分自身を知る」と「企業/世の中を知る」という2つの要素が、自分に納得のいくキャリア選択ができるか否かを分けるように思います。多くの人は、過去の経験をもとに将来どのような環境で働くのが良いか/悪いか、向きか/不向きかを考える傾向にありますが、 大切なのは過去ではなく未来に目を向けた「自分づくり」 ですよね。過去に囚われず、将来どうありたいかを徹底的に考えるべきなんだと思います。それに加えて、テクノロジーにより産業がどう変化していくかという観点から、世の中の潮流を知ることも必要です。自分に対しても世の中に対しても未来に目を向けながら思考をめぐらせることがキャリア選択において重要なんだと今更ながら強く思います。

深見  なんだか、みんなの話を聞いていると、刺激的なメンバーが揃っているなーって改めて思いました。僕たちは、会社選びの際に 「世界の変化」と「自分のありたい姿」をうまくリンクさせて考えていくことができました よね。いろいろな人との出会いや会話によって、そう考えるきっかけをもらったんだと思います。データや人工知能に覆いつくされていく時代で、どの会社で何をやるかは本当に重要なことだと思います。10年後、20年後、変化の渦に一方的に巻き込まれているのではなく、変化の渦の中心側で戦っていたいですね。

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