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ユニ・チャーム株式会社

ユニ・チャームと北里大学が新型コロナウイルス抑制を『シルコット 消毒ウェット』で実証

ニュースリリース

ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:高原豪久、以下当社)は、学校法人北里研究所 北里大学医療衛生学部への委託研究により、『シルコット 消毒ウェット』のウェットシートを絞った液体が、新型コロナウイルスを抑制することを実証できましたのでお知らせします。

【研究結果のまとめ】
2つの評価方法((1)TCID50法と(2)プラーク法)で、『シルコット 消毒ウェット』において、新型コロナウイルスに対して抑制効果を認め、20秒の混和処理で99.99%以上の抑制率を示した。

(1)TCID50 (50% Tissue Culture Infectious Dose)法とは、細胞を96穴開いたプレートに培養し、ウイルスを含んだ液を複数の希釈濃度に調整して細胞へ接種し,半分の細胞が変性する濃度を測定する試験を示す。
(2)プラーク法とは、シート状に培養した培養細胞にウイルスを含んだ液に接種したあと、全体を寒天培地などで被い培養します。その後、ウイルスの感染が隣り合った細胞のみに限定されて拡大するため、一定時間経過後には感染した箇所(プラーク)を肉眼で測定する試験を示す。

【研究の背景】
 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、小まめに手や指を消毒する意識が高まっています。厚生労働省によると、新型コロナウイルスに効果的な消毒アルコール濃度は70%以上としている一方で、消防法の観点から、アルコール濃度が60%以上を超えると危険物との扱いとされ、保管や使用時に引火のリスクが増大します。そのため、他の成分との組み合わせでアルコール量を抑え、気軽に持ち運び・保管できるウェットシートで感染対策できることが望まれています。
そこで、当社と北里大学医療衛生学部との委託研究で、シルコットウェットのウェットシートを絞った液体を用いて新型コロナウイルスの抑制効果を検証しました。

【研究の概略】
北里大学医療衛生学部において、市場に流通している当社の『シルコット 消毒ウェット』において、新型コロナウイルス抑制試験を検証し、その効果を実証しました。

(試験サンプル(ウェットシートを絞った液体))
シルコット 消毒ウェット   [成分]:エタノール,ベンザルコニウムクロリド,メチルパラベン,エチルパラベン

(試験条件と試験方法)
Step①:新型コロナウイルス「SARS-CoV-2(Virus: 2 x 107 pfu/ml)」を使い、宿主細胞には「VeroE6/TMPRSS2」、ウイルス培養時の培地は「DMEM」を用いた。

Step②:ウイルスを含んだ液(2 x 107pfu/ml)と試験対象液(ウェットシートを絞った液体)を各1:9の割合で混合させ、室温で20秒、60秒間、ウイルス液と反応させた。希釈用培地にて10倍希釈系列を調整し、TCID50 法とプラーク法によりそれぞれ抗ウイルス価を測定した。

【研究の結果】
(1)TCID50 法による「シルコットウェット」ウェットシートを絞った液体ウイルス抑制率を検証
    ※TCID50法(50% Tissue Culture Infectious Dose): ウイルス感染による細胞死の有無を判定
  20秒, 60秒処理共にほぼ完全な抑制効果が認められた。抑制率は99.99%以上を実証。

(2)プラーク法による「シルコットウェット」ウェットシートを絞った液体ウイルス抑制率を検証
※プラーク法:ウイルス感染による細胞死をプラーク形成の有無で判定
20秒, 60秒処理共にほぼ完全な抑制効果が認められた。抑制率は99.99%以上を実証。

■シルコット ウェット ホームページ
http://www.unicharm.co.jp/silcotwet/index.html

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